

こんにちは、けだま(@kedamafire)です。
米国株&ETF投資で利用しているツールは、楽天証券とワンタップバイです。
そのワンタップバイが新たな投資ツールをリリースしたので紹介。
- 『つみたてロボ貯蓄』ってなに?
- 『つみたてロボ貯蓄』の特長は?
- 『つみたてロボ貯蓄』で何に投資できるの?
- ワンタップバイの投資実績と始め方を紹介
ほぼ日刊、
投資関連コラムと運用実績のブログ。
更新情報はtwitterで!
ワンタップバイ;『つみたてロボ貯蓄』とは
『つみたてロボ貯蓄』とは、ワンタップバイが新しくリリースした積立専用アプリの名称です。
そのアプリを通じ、米国上場,高分配金・高配当金銘柄の自動積立サービスが享受できます。
しかも、かんたん&便利に。
『つみたてロボ貯蓄』とは、ワンタップバイがもともと『積み株』という名称のアプリで提供していた積立専用アプリのバージョンアップ版です。
ちなみにぼくは『積み株』で積立投資中だったため、自動的に『つみたてロボ貯蓄』アプリにバージョンアップされていました。


ワンタップバイ;『つみたてロボ貯蓄』の特長は?

ワンタップバイ『つみたてロボ貯蓄』アプリの特長はこれらのキーワードで説明できます。
- 厳選
- かんたん
- 充実したハウ・ツー
それでは順番に見ていきましょう。
ワンタップバイ『つみたてロボ貯蓄』の”厳選”
2つのコースが選択できます。
高分配・高配当株コース
ワンタップバイが厳選した2つのBDC銘柄、5つのETF銘柄、合計7銘柄から選択できるように設定されています。
BDC銘柄については、有名米国株ブロガーたぱぞうさんがこの記事で解説してくれています。
積み株コース
ワンタップバイが厳選した米国個別株・ETFから選択して積立できるコースです。
実際に僕が選択して積み立てている銘柄や積み株自体に関する解説はこの記事からどうぞ。

ワンタップバイ『つみたてロボ貯蓄』は”かんたん”
ワンタップバイ『つみたてロボ貯蓄』は、積立の設定や休止がかんたんに行えます。
設定するとあとは自動で指定日に買付してくれます。
この自動買付部分を指して、”ロボ貯蓄”とネーミングされてるようですね。
いわゆる”ロボアドバイザー”的な機能があるわけではありません。
ワンタップバイ『つみたてロボ貯蓄』は”ハウ・ツーが充実”
このアプリの利用は、50歳以降~シニア世代もターゲットに設定されているようです。
活用術1では、子育てや住宅ローンの支払いを終えて余裕ができたお金の活用術が紹介されています。
また活用術2では、55歳から10年間積立てた場合のシミュレーションが紹介されています。
ですので、ホームページで紹介されているはじめ方や商品解説がとっても丁寧な作り。
全て動画で説明が”受けられて”、まるで証券会社の窓口で相談しているように錯覚します。
- ロボ貯ってなに?
- スマホを購入する前に
- スマホ最初の2つの登竜門
- アプリってなに?
- ワンタップバイの口座開設
- 便利な銀行預金との自動連結
- 実際の過去の実績
- ロボ貯の操作方法
ぜひこちらみてみて!
ワンタップバイ;『つみたてロボ貯蓄』で何に投資できるの?

上述したワンタップバイによる”厳選”銘柄を紹介します。
高分配・高配当コースで投資できる銘柄の詳細
エイリスキャピタル(ティッカー:ARCC)
BDC銘柄のなかで日本の投資家の間でも人気のある銘柄。
歴史があり実績もあり、何より上記のように高い配当利回りが期待できるためです。

ARCCは、資本の保全、低ボラティリティ、下振れリスクの最小化を重視した投資アプローチも取られています。
とはいえ、大型株中心のETFと比べると不況下での変動耐性は弱いであろうことには注意が必要です。
上記から読み取れるように、赤丸部のリーマンショック時は、直近高値20ドルから4ドル程度まで大きく下振れしています。
にしても、高い配当利回りは大きな魅力です。
メインストリート(ティッカー:MAIN)
MAINは、ARCCと同じくBDC銘柄のなかで人気のある銘柄です。
BCD銘柄内での純資産、時価総額においても上位に位置しています。

メイン・ストリートは、米国の中小企業を対象に債券や持分証券の発行などによる資金調達を提供する特化投資会社です。
およそ180銘柄に投資分散されており、約40億ドルの資産を有しています。(2018.9時点)
人気の理由はやはり高い配当利回り。
と同時に、このように長期的に右肩上がりのチャートを形成しており、キャピタルゲインも期待できる銘柄。
とはいえ、やはりBCD銘柄が包含するボラティリティのリスクには注意し、資産を集中的に投下することがないよう用心が必要。
だからこそ、ワンタップバイが薦める積立投資でのリスク分散投資との親和性は非常に高いといえるでしょう。
優先株式&インカム証券ETF(ティッカー:PFF)
ここからはETF(上場投資信託)です。
iシェアーズ優先株式&インカム証券ETF
- ティッカー:PFF
- 設定年:2007年
- 取引所:ナスダック
- 資産分類:株式
- 保有銘柄数:459銘柄
- 過去12か月分配金利回り:5.91%
米国の優先株式とハイブリッド証券で構成される指数に連動。米企業が約94%を占めるが、蘭・英企業も含まれる。
基本情報はBlack Rockより(2019.5.19時点)
組入れ銘柄の特徴をみてみましょう。
幅広く分散されて、組み入れ比率上位の銘柄も2%以内の割合ですが、金融セクターが多いことは頭に入れておくと役立つでしょう。
リーマンショックのような金融危機下では影響が大きく、景気後退局面では金融機関の耐性は特に弱い。
とはいえ、BCD銘柄同様、積立による長期的な分散投資を志向するのであれば、高リターンの魅力は非常に大きく投資先の一つとして検討してみるのは面白そうです。
▼PFF10年チャート
ドル建て新興国債券(ティッカー:EMB)
iシェアーズ J.P.モルガン・米ドル建てエマージング・マーケット債券ETF
- ティッカー:EMB
- 設定年:2007年
- 取引所:ナスダック
- 資産分類:債券
- 保有銘柄数:470銘柄
- 過去12か月分配金利回り:5.70%
新興国の米ドル建て国債等で構成。
メキシコを筆頭に、インドネシア、トルコなど30か国以上の債権保有。
投資適格B以下も3割あり。
毎月分配のETF。
基本情報はBlack Rockより(2019.5.19時点)
いわゆる新興国債券への投資商品です。
米国債券や先進国債券と比べて低格付け、つまりデフォルト(債務不履行)リスクが高いため、相対的に高い利回りが実現しています。
ポートフォリオの中心には据えることは怖いですが、債券という資産種類のなかで高利回りを享受するために保有銘柄の一部に加えてみるのも選択肢の一つになりえるかもしれません。
▼EMB10年チャート
ドル建てハイ・イールド社債(ティッカー:HYG)
iシェアーズ iBoxx米ドル建てハイイールド社債ETF
- ティッカー:HYG
- 設定年:2007年
- 取引所:NYSE Arca
- 資産分類:債券
- 保有銘柄数:972銘柄
- 過去12か月分配金利回り:5.35%
米ドル建ての高利回り社債で構成。
格付けBB以下の社債で、残存期間3年未満、3~5年、5~7年がそれぞれ28%
毎月分配のETF。
基本情報はBlack Rockより(2019.5.19時点)
ワンタップバイでの紹介に商品の性格をわかりやすく表現していた箇所があるため、以下引用します。
米国高利回社債の価格は景気拡大局面で上昇する傾向にあります。
長期金利が上昇するタイミングは、景気が良くなる局面で起こるため、信用力が向上することで買われやすくなります。
一般に景気の拡大は金利の上昇、景気の後退は金利の低下を伴いますが、米国高利回社債のスプレッドは景気拡大期に縮小し、後退期に拡大します。スプレッドの変化が金利の変化を打ち消し、ハイイールド債の価格は景気の動向と同じ方向に動きやすくなります。
そのため、米国高利回社債は国債とは相関が低く、リスク分散という点で重要な役割を果たします。
≪出所:ワンタップバイ≫
▼HYG10年チャート
ドル建て投資適格社債(ティッカー:USIG)
iシェアーズ・ブロード米ドル建て投資適格社債 ETF
- ティッカー:USIG
- 設定年:2007年
- 取引所:ナスダック
- 資産分類:債券
- 保有銘柄数:5086銘柄
- 過去12か月分配金利回り:3.48%
米ドル建て投資適格社債を投資対象とする指数に連動。
約5,000銘柄を保有、銀行が20%超。
毎月分配のETF。
基本情報はBlack Rockより(2019.5.19時点)
投資適格社債とは、社債の中でも相対的に信用力が高く、リスクが低い安定的な社債。
そのため利回りも相対的に低くなりますが、投資銘柄が約5,000程に分散されているなど、安定感は期待できます。
▼USIG10年チャート
米国国債20年超(ティッカー:TLT)
iシェアーズ・ブロード米ドル建て投資適格社債 ETF
- ティッカー:TLT
- 設定年:2002年
- 取引所:ナスダック
- 資産分類:債券
- 保有銘柄数:30銘柄
- 過去12か月分配金利回り:2.58%
残存期間20年超の米財務省証券で運用。
2018年末の株価下落時に価格が大幅上昇、資金が集中したが現在は沈静化。
毎月分配のETF。
基本情報はBlack Rockより(2019.5.19時点)
いわゆる米国債。
なので、期待利回りは高くありません。
リスクの高い投資商品と組み合わせて投資することでリスクの平準化が期待できる商品です。
▼TLT10年チャート


積み株コースで投資できる銘柄の詳細
積み株コースでは、上述したようにあらかじめワンタップバイが厳選した38の米国株銘柄から選択できます。
有名企業ばかりのため、この記事での紹介は省略します。
こちらの記事で僕自身の運用実績とともに取扱銘柄も紹介しているためよろしければどうぞ。

ワンタップバイ;積み株コースの取り扱い銘柄
ワンタップバイでの投資実績とはじめ方

ぼくはワンタップバイを2016年から利用中。
毎週実績を公開しているため、こちらの記事を投資にあたっての検討材料としてぜひチェックしてみてください。

また、ワンタップバイでの口座開設手順はこちらの記事でまとめています。

米国株のガチ投資『米国高配当株投資』は楽天証券で実行中。その実績紹介記事はこちら♪

ワンタップバイ;『つみたてロボ貯蓄』~さいごに~

『つみたてロボ貯蓄』であらたにラインナップされた「高分配・高配当コース」は最低積立額が30,000円からです。
毎月投資する金額としては結構大きな額です。
そして、高利回りを享受できるということは、その分相応のリスクも受け入れる必要がある商品であることは間違いありません。
それを納得して投資判断ができないうちは、選択すべき商品ではないかもしれません。
個人的には、まず積立NISAやiDeCoといった税制優遇制度での投資枠を埋めた後に余裕があれば検討することをおススメします。

一方、「積み株コース」は最低投資額は1,000円からと気軽に超優良米国株へ投資が可能。
米国株投資の入り口としては手軽で初めての方にもおすすめできます。
慣れてきたら楽天証券をはじめ、ネット証券で口座を開設し本格的に米国株投資をはじめてみることをおすすめ。

それではまた~

ほぼ日刊、
投資関連コラムと運用実績のブログ。
更新情報はtwitterで発信中!
応援のクリックをお願いします♬



使いやすさ | |
---|---|
コスト | |
情報量 |

使いやすさ | |
---|---|
コスト | |
情報量 |

使いやすさ | |
---|---|
コスト | |
情報の豊富さ |
ぼく自身は上記3社ともで口座を開設し、
メイン利用は楽天証券、
ETF積立はSBI証券、
情報収集はマネックス証券
と使い分けしています。