

こんにちは、けだま(@kedamafire)です。
今日は米国株へ投資する際に自分が踏むステップについて整理してみます。
Twitterでは、米国株投資家のみなさんが独自の視点で分析記事を公開されていてとても勉強になっています。
聞くところによると、一日数時間掛けている方もいるとか。
正直ぼく自身はそんなに時間を割いていないんですよね。。
とはいえ、自分が納得して少なくない資金を投じる以上、幾つかのステップを踏んで銘柄を選定しています。
『いい加減だ!』と指摘を受けそうなくらいあっさりしていますが、結局のところ、そのステップによる選択の帰結を受け入れるのは自分です。
ですので、仮に資産を減らす事態となった際、それを自分で納得して受け入れる覚悟があるのかどうかが常に大事ですね。
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①投資はあくまで手段

根底にある考え方は、投資は自分にとってあくまで手段であるということです。
定期的な支出を超えるキャッシュフローの獲得という目的を果たすために、最適となりそうな投資先を探します。
つまり、今後急激な成長が期待されるグロース株へは原則投資を行いません。
はい、ですが基本的には配当利回り、増配実績から銘柄の絞り込みをはじめますし、それを実現するために相関が高いであろう要素に注目します。
例えばキャッシュフロー、配当性向といった要素です。
②そのセクター、業界を俯瞰する

絞り込んだ銘柄群に対し、それぞれのセクター、業界を俯瞰します。
配当利回りがどんなに高くても、その業界自体が右肩下がりである場合は選定から外します。
例えば、その銘柄が印刷業界であった場合、選定から外すでしょう。
個別銘柄の売上セグメントにおいて、もはや異業種とも呼べるほど変革している企業もありますが、その銘柄が属するジャンル全体の趨勢は考慮します。
その後、各個別銘柄の中身を確認していきます。
③その銘柄の財政状態は良好か

ひと言で言うと、この会社倒産しないかしら、ということです。
いわゆるB/S(貸借対照表)からその企業自体の体力を確認。
B/Sでは企業の体つきと健康状態がわかるためです。
会社の規模が大きくても資金繰りにつまると倒産することになりますので、例えば自己資本比率はチェックしますし、流動比率、固定比率もザっとチェックします。
とはいえ適正数値は業種によっても異なりキャッシュフローを生む力によっても変わるため、良し悪しは他の点とのバランスで判断しています。
④稼ぐ力はいかほどか

続いて、P/L(損益計算書)とC/S(キャッシュフロー計算書)からその企業の稼ぐ力を確認。
売上高利益率が高いほど稼ぐ力が強く、その結果として安定的なキャッシュフローを獲得しています。
つまりその企業の市場優位性であり、ブランド力とも言えますよね。
⑤上記③④が継続的によい水準か

過去5年~10年の業績推移を比較し、チェックした年が異常値ではないかをチェックします。
持続的に成長又は安定しているかはとても重要な要素です。
⑥上記③④⑤の背景を推察

ここまでで銘柄はほぼ選定されてますが、最後に③④⑤の背景にある定性的な要因と市場全体との関係を見直します。
例えば、コカ・コーラブランドとアメリカの長期的な人口動態(右肩上がり)。
人口増加により市場が拡大すればコーラのブランド力が売り上げ拡大に優位に働く可能性もありますよね。
とはいえ、昨今の健康志向があり、それに対してコカ・コーラがどんな戦略的対処をしているか。
つまり、良好な決算という結果の因果関係がありそうな要因やネガティブな要素への対処を確認します。
業績数値はただの数値ですが、ここを経ることでストーリーが生まれるし、そのストーリーが崩れるとその銘柄を手放すことを考える必要性が生じると考えています。
さいごに

細かな要素には触れず、銘柄選定のステップをザっと整理してみました。
今後各項目で具体的にチェックしている点もまとめて記事にしていく予定です。
基本的には、資本価値は増大していくだろうという根底の考えがあるうえで、ではその右肩上がりの大きな矢印の中に含まれる個別銘柄はどれか、というのが大局的な問いであり銘柄選定時に考えていることですね。
そしてその判断やストーリーが変化してきていないかをチェックするのが四半期決算での数値です。
▼保有銘柄の決算はこの記事でまとめています

▼ETF,投信で個別株選定ストレス回避するのもありですね

▼この記事で無料の銘柄スクリーニングツールも紹介してます

それではまた~
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