

1,200万円超を資産運用中!のけだまです。
今日は1分でためになる投資格言をお届け。
本や雑誌や街中で過去目にし心に刻まれた言葉や、投資の実体験で共感した言葉だけをピックアップ。
今日の投資格言は、
押し目待ちに押し目なし
とてもシンプルですが、株式相場の特徴やそれと向き合う投資家の心理をうまく言い表した言葉です。
この格言のいいところは、後に続く教訓まで汲み取れるところです。
押し目待ちに押し目なし。
だからこそ、〇〇といった投資スタイルが有効だ。
といったように。
それではみていきましょう。
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『押し目』とは

押し目とは、上昇するチャートが一時的に下降することをいいます。
ある時点では、ここが「押し目」かどうかは誰にも確定できず、個々人が推測します。
過去を振り返るとここが真の「押し目」だったということがわかるわけです。
『押し目待ち』とは

押し目待ちとは、まさにその「押し目」で買うために待つことですね。
個々の投資家が、テクニカル分析や関連ニュースなどをもとに「押し目」であることを予測して買おうとします。
例えば、テクニカル分析で、チャートが上昇する示唆とされるものに「ゴールデン・クロス」といったものがあります。
ゴールデンクロスは、下降トレンドが上昇トレンドに変わる基点を分析する手法で「押し目」判断に使われるものではありませんが、同じように基点を推測するものです。
押し目待ちに押し目無しとは

そして今回の投資格言、
押し目待ちに押し目無し
これは、みてきたように「押し目」という安くなったポイントで買いたい投資家が買うタイミングを逃す様を言い表しています。
上昇局面にある銘柄は、多くの投資家が「買いたい」と考えている銘柄。
好決算や新商品の販売などのポジティブなニュースがその背景にあります。
例えば、人気の米国株銘柄、P&G(ティッカー:PG)のチャートをみてみましょう。
▼PG 1年チャート
まさに「押し目待ちに押し目無し」状態で1年に渡り右肩上がりの上昇を続けています。
強いて言えば、2018年末の一時的な下落が絶好の買いポイントだったと言えるかもしれません。
やはり個人投資家が一瞬の押し目を狙って待っていても、そのタイミングを掴むことは難しい。
押し目を待ってても押し目なんてこないし、上手いことそこで買えないよ。ということを言い表した投資格言が「押し目待ちに押し目無し」です。
投資格言vol.4のまとめ

ではそれを踏まてどうすべきか。
- 選定した銘柄を定期的に購入
- 自分で決めた投資ルールに基づき購入
選定した銘柄を定期的に購入
これは、チャートの状態は気にせずに淡々と定期購入することです。
それによって「押し目待ちに押し目無し」という非合理的な局面を迎えずに済みます。
これは、積立NISAやiDeCoといった国が税制優遇する投資支援制度を活用することで実現できます。

自分で決めた投資ルールに基づき購入
また、自分で決めた投資ルールに基づき購入することでも「押し目待ちに押し目無し」を避けて投資をすることができますよね。
例えば、ぼくは以下のようなルールを設けて積立投資をしています。


さいごに
投資格言とは、まさに過去の投資家の失敗が教訓として抽出されたもの。
逃れたくても逃れられない人間心理の本質を突いたものともいえます。
だからこそ、そこから逃れるためには、投資ルールを設けて合理的且つ長期的な成功を目標に定めて市場と向き合うのが個人投資家の勝ち筋です。
それではまた~


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ぼく自身は上記3社ともで口座を開設し、
メイン利用は楽天証券、
ETF積立はSBI証券、
情報収集はマネックス証券
と使い分けしています。