

2018年9月10日にOneTapBuyが証拠金1万円からの「One Tap Buy10倍CFD」をリリースしました。
早速試しにやってみました。
OneTapBuyの10倍CFDで遊んでみました(^^)相変わらず素晴らしいわかりやすさのデザインとユーザビリティ。。流石です。レバレッジ商品だから長期向きではなく、正直将来を見据えた資産運用の選択肢にはなりえませんが、少額で遊ぶのにはいいですね♬ pic.twitter.com/LVJzEOIQvy
— けだまのF.I.R.Eへの道 (@kedamafire) September 11, 2018
商品概要、リスク、投資メリットは?、どういう戦略で付き合う?簡単にまとめていきます。
先にまとめ。
なお、リリースから約1ヵ月間少額で遊んでみたところ、こんなケースではやってみると面白いかなという印象です。
- 2018年10月11日の米国株式暴落局面のように方向感が明らかな時
- 株式保有している際の下落局面でのリスクヘッジ
はじめは必ず失っても許容できる金額でやってみることをおススメします。
★★★
OneTapBuy10倍のキャッチフレーズは『1万円からスマホでデイトレーダー』。
まさにその名の通り、スマホでの取引方法の簡便さは驚くほどで素晴らしいのですが、デイトレードで満足のいく結果を継続して得られるかどうかは別の問題です。
ただ、とても良い投資のトレーニング、勉強になることは間違いありません。
買い建てか売り建てかを選択するためには、情報収集を通じて必然的に自分のなかで仮説を立てることになり、その結果が日々得られるためです。
きっとその積み重ねが「相場観」、つまり必要な情報・不要な情報を取捨選択し自分なりの大局観が持てる力を育てるのではないでしょうか。
とにかく、先に早速触れてみたい!という方、まずOneTapBuyのサイトから証券取引口座開設が必要です。
≪ホームページ:ONE TAP BUY≫
▼2019年4月20日に新機能が追加!
https://kedamafire.com/archives/16800304.html
それでは本題にすすみましょう!
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OneTapBuy10倍CFDってどんな商品?

ワンタップバイ10倍CFDってどんな商品でしょうか。
『OneTapBuy(ワンタップバイ)』と『10倍CFD』に分けてみていきましょう。
OneTapBuy(ワンタップバイ)とは
『1,000円から株が買えるスマホ証券』
主に若い世代に支持されている株式投資アプリです。
3タップの簡単操作で、わずか1,000円から有名企業の株主になることができます。
≪ホームページ:ONE TAP BUY≫
▼紹介動画:ワンタップバイ 1,000円から始める株式投資アプリ(30秒です!)
▼管理人のワンタップバイ投資実績はこちら

そんなOneTapBuy(ワンタップバイ)初のレバレッジ商品が、『OneTapBuy10倍CFD』です。
10倍CFDとは
CFDとは、差金決済取引です。
現物株式のようにその株式自体の価格資金は必要とせず、取引で生じる損益の差額のみを清算する取引。
今回は言葉の説明が主旨ではないので、もう少しCFDについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
関連ページリンク:CFDとは
最低10,000円から必要となる証拠金を預けることで、10倍のレバレッジを掛けて取引が可能であり、
- 投資資金の10倍の投資効率で、小さい元手で大きな利益が狙える。(逆に損失を被るリスクもある)
- 「(安い時に)買って、(高い時に)売る」取引(買い建て)のほかに、「(高い時に)売って、(安い時に)買い戻す」取引(売り建て)ができる。
といった特徴があります。
投資メリットとリスク

差金決済取引におけるレバレッジ商品の投資メリットは、元手の数倍の取引ができる投資効率にあります。
▼CFD取引イメージ

◆ CFD取引のリターン
上記のオレンジ部内の赤枠をご覧ください。
利益が、50万円(1,050万円‐1,000万円)となっています。
元手の証拠金は、100万円(左の黄色部)です。
その元手を利用し10倍のレバレッジで買い建て取引をし、価格が上昇した場合、その差金50万円(1,050万円‐1,000万円)を手にすることができます。
元手が100万円にも関わらずです。
利益率50%といった数字が叩き出せるのは、レバレッジ商品ならではですね。
そして、それは同時にリスクともなります。
青部内にの数字のように、リターンの逆の損失の大きさにもパンチが効いているわけです。。
◆ CFD取引のリスク
具体的なリスクとしては、OneTapBuy10倍CFDでは、入金した元手=証拠金の維持率が80%を割った場合、ロスカットとして保有建玉の強制売買がなされます。
ポジションを保有している状態から強制的に退場させられて、入金した証拠金がマイナスされます。
詳しくはOneTapBuy(ワンタップバイ)10倍CFDホームページの『リスクについて』に目を通しておきましょう。
ドラクエで爆弾岩に戦いを挑む際、10回分のバイキルトをかけた攻撃力で戦いに臨めます。
よって、勝負に圧勝できる可能性があります。
しかし、併せて10回分のルカニをくらった防御力で戦うため、爆弾岩が目覚めて攻撃してきたら一発でゲームオーバーになる可能性もあるわけです。
変な例えですみません。
つまり、長期で継続的に投資をする商品ではないです。
爆弾岩がいつ起きるかわからないように、相場を読むのは相当な玄人であっても難しいためです。
また、読み続けるのはほとんど不可能です。素人の場合、単なるギャンブルになってしまう恐れがあります。
ただし、資金が多量にあるようでしたら、『長期的にはS&P500指数は上昇する』との前提に立って、資金投入後、放置の長期運用はありかもしれません。おすすめできませんが。。
けだま自身は、少額を入金して遊ぶアプリとの位置づけにしました。
<注記> OneTapBuy10倍CFDのロスカット基準
OneTapBuy10倍CFDのロスカット基準は2種類あります。
①証拠金維持率80%になるとリアルタイムで強制ロスカット
②AM7:00に証拠金維持率が100%未満である場合、
追証(証拠金の追加)が必要な旨のメールが送信。
それを受け、当日PM6:00までに指定金額以上の資金追加。
しなかった場合、強制ロスカット(正確には強制決済)。
※上記『証拠金維持率』の計算方法は以下のとおりです。
(受入証拠金 ‐ 評価損益)÷ 必要証拠金 × 100
※ロスカットとは、ある意味想定以上の損失を防ぐ予防線ですが、リーマンショック級の暴落が発生したときに、ロスカットシステムが正常に動作せず、ロスカット基準以上の損失が発生する可能性があることは頭の片隅に置いておきましょう。
実際に取引してみたよ!

やっぱりOneTapBuyの商品は、デザインのわかりやすさと操作性。とても素晴らしいです。
CFD取引が初めての人でもわかりやすいように、画面の説明も平易な文章で並べられており、取引をするにあたり悩むことがありませんでした。
購入方法
①『日本225』か『米国500』画面で買建か売建を選択
②証拠金額をスクロールで選択し、売建(又は買建)ボタンを押下
※レバレッジは10倍なので、『新規建て金額』には選択金額×10倍の金額が表示されます。
③自分で設定したパスコードを入力
④確定して購入
購入方法は以上。非常にシンプルでスムーズです。
売却方法
①『損益確定(帰還)』ボタンを押下。
②売却完了!
売却も簡単操作で完了します。この操作性は投資体験へのハードルを圧倒的に下げる要素ですね。
どういう戦略で攻めるか

「One Tap Buy10倍CFD」は、資産運用全体においてどういった位置づけとし、どのような戦略でアプローチすべきでしょうか。
この商品は、利益を上げ続ける難易度は高く、誰かの成功体験の再現性も低い商品だと思います。
なんとなく参入するのではなく、あなたの資産運用全体における位置づけ、戦略を考えて参入すると、投資・経済の勉強になってとても有用なのではないかと思います。
『売建』で株の下落局面でリスクヘッジ
この商品の特徴は、『売建』ができること。
『売建』とは、「(高い時に)売って、(安い時に)買い戻す」取引です。
つまり、株価の下落局面で利益を出すことができます。
ですので、この商品の資産運用全体の位置づけとしては、株取引における下落局面のリスクヘッジとして有効に活かせる可能性があります。
株取引では、株の下落局面では、再度上昇するまでひたすら耐えるか、損切として株を売却するかしか選択肢はありません。
そこで、明らかに株価の下落トレンドがみられる場合に、損切をするのではなく、One Tap Buy10倍CFDを売建で活用することで、含み損を相殺して利益を狙える選択肢が増えます。
日・米の株価相関を参考にしよう
どういった戦略でアプローチするかは非常に難しい問題です。
まず、ポジションは日を持ち越さない方が無難です。
その日のうちに、利益確定か損失確定をするということです。
例えば、予想と逆方向に動いて損失が膨らんだ際、その時点で予想が外れているわけですから、翌日に値を戻すかどうかも怪しいところ。
であるならば、一度損切をしあらたに情報収集のうえ翌日の再投資に臨んだ方が合理的です。
長期投資であれば耐え凌ぐ戦略はありですが、レバレッジが10倍のため、値を戻すまで耐えているうちにロスカットの憂き目に合わないように気を付けましょう。
また、株価の上昇・下降を予想して購入する際、日・米の株価相関は参考にできそうです。
あらためて言うまでもないですが、米国経済が日本経済に与える影響は非常に大きいです。
ですので、株価の動きのトレンド(上昇傾向、下降傾向)も連動するケースが多いのです。
米国の株価が上昇した翌日は日本の株価も上昇し、逆であれば同様に下降する。
以下に2013年1月~2018年5月までの日経平均とS&P500の株価をグラフ化しました。
※月次の終値を折れ線グラフ化しています。
上がるとき下がるときの方向感の一致が近しいことが、折れ線を見てみても感じられると思います。
ちなみに2つの値の相関係数は、約0.91であり非常に強い相関があると言えます。
ですので、米国市場の動きを確認し、その他材料をニュースでピックアップした上で、One Tap Buy10倍CFDの買建でポジションをとるか、売建でポジションをとるかを決めてみてもよいのではないでしょうか。
このように事前にスタンスを決めて売買をすると、予想が外れたときにも、「なぜ株価が下落したのか」というふうに理由を考えるようになっていくはずです。
すると、どんどん予想時に考慮すべきポイントが実践的に学べて投資脳が鍛えられるでしょう。
この商品はそういった意味では、投資経験が浅い人には投資の勉強教材としてとても有用かもしれません。
ということで、あらためて結論。

けだまはこれからも少額で遊んでみようと思います。
▼こちらもあわせてご覧ください


▼はじめての投資はロボアドから。
https://kedamafire.com/archives/13509626.html
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▼投資本書評


▼株式投資はギャンブルはじゃない!アメリカにはこんな人がいるんです。

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ぼく自身は上記3社ともで口座を開設し、
メイン利用は楽天証券、
ETF積立はSBI証券、
情報収集はマネックス証券
と使い分けしています。
分かりやすい説明で、初心者の私でも理解できました!
1つ質問があります。FXは時に元本以上の損失を被ることがあることは理解しましたが、その最大の損失額はいくらぐらいになるのでしょうか。例えば、ワンタップバイ CFDで1万円の証拠金で投資した場合、レバレッジの10倍をかけた10万円以上の損失をすることがあるのでしょうか?
教えていただきたいです。
コメントありがとうございます!(^^)
長くなってしまい、1コメントで収まらなかったため、2コメントに分けます。。
ご了承ください。
原則、損失額は証拠金の範囲内です。
過剰な損失を防ぐために、ロスカットというルールが設けられています。
※ロスカットの基準は、各社で異なるケースが多いので、注意が必要です。
→ワンタップバイ10倍CFDの場合は、以下の2通りがあります。
①証拠金維持率80%以下になるとリアルタイムで強制ロスカット。
②AM7:00に証拠金維持率100%未満である場合、追証(証拠金の追加)が必要な
旨のメールが送信されます。それを受けて当日のPM6:00までに指定金額以上の
資金追加がない場合強制ロスカット(正確な表現は、強制決済)
※上記「証拠金維持率」は以下の計算です。
(受入証拠金ー評価損益)÷必要証拠金×100
ですので、蛇足ですが、この商品は1万円から取引可能なのですが、
1万円だけ入金して早速▲200円に変動した場合、
(1万円ー200円)÷1万円×100=98%
とたちまちピンチに陥るため、受け入れ証拠金は必要証拠金の3~5倍程度はないと
常にピンチな状況で取引することになるかもしれません。
以上です。ただしもう一つお伝えさせてください。
(別コメントを要確認)
長くてゴメンナサイ(>_<) 2コメント目(最終)です。 (続き) どの商品でもそうなのですが、ワンタップバイ10倍CFDでも、リスクについて以下のような注意書きがあります。 「当社のCFD取引は、対象とする指数先物の変動、または価格調整額の受払いにより差損を生じ、投資元本を割り込むことがあるだけではなく、投資元本以上の損失を被ることがあります。」 これは、ルールに基づき執行するロスカットが、システムに不具合があった場合などで、実行できなかった場合に起こり得ることです。 例えば、リーマンショックのような価格の急激な変動なども発生しうるケースになると思います。 起こりうる可能性は低いがゼロではないということですね。 その場合、「投資元本以上の損失」がどの程度なのか定量的に示すのは難しいかもしれません。(当然投資額が大きければ大きいほどその誤差も大きくなります。) ですので、私個人の曖昧な回答ではなく、この点はワンタップバイ本体ならどのように回答するか、公式に問い合わせしてみました。 リスクの部分をあやふやに回答しご迷惑をお掛けするわけにはいきませんので(^-^; なので、公式回答をもらい次第、追加でご連絡します! 長々とすみませんでした(^-^; これ、今度リスクについての記事にしますね!
本当に丁寧にお答えいただきありがとうございます!!わざわざ、公式にまで問い合わせていただけるとは、、
これからも、ブログ更新楽しみに(頼りに)させていただきます!本当にありがとうございました!
いえいえ、とんでもありません!
公式の回答あり次第またコメントバックさせていただきます。
返信コメントわざわざありがとうございます(^^)
お待たせいたしました(^^;
公式からも回答を得ました。
想像通りではありましたが、よりリスクを強調して回答をくださっています。
やはり、ロスカット等の投資元本以上の損失を防ぐ機能が働かなかった場合の、特に売建でのリスクは、発生可能性が低いとしても、十分認識しておくべきですよね。
名無しさんにコメントいただいたおかげで、私もあらためて余剰資金での投資意識を再確認できました!ありがとうございました(^^)/
≪いただいたご質問≫——————————
1つ質問があります。FXは時に元本以上の損失を被ることがあることは理解しましたが、その最大の損失額はいくらぐらいになるのでしょうか。例えば、ワンタップバイ CFDで1万円の証拠金で投資した場合、レバレッジの10倍をかけた10万円以上の損失をすることがあるのでしょうか?
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≪公式の回答≫——————————-
ご質問の例でいきますと、お客様の最大損失額は、「買建」の場合は10万円、「売建」の場合は理論上、上限はなくなります。
※「売建」では、価格上昇により、損失が生じますが、原資産である日経225やSP500がどこまで値上がりするかの上限は理論上ないためです。
追証・強制決済・ロスカットなどにより、投資元本以上の損失を予防する措置はございますが、急激な価格変動におけるリスクについては、十分にご理解いただきますようお願い申し上げます。
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それではまた~