

こんにちは、けだま(@kedamafire)です。
今回は投資で成功するために大事な要素である【コスト】について。
コストは、投資信託やETFを選ぶうえで最も重要な指標のうちの一つです。
投資経験が浅いときには、その商品がどれくらいのリターンを生んできたか、という点だけに強く注目しがち。
でもね、その商品のコストに注目することはそれと同じか、あるいはそれ以上に重要なことなんです。
その大事なコストについてまとめていきます。
- 投資信託・ETFのコストの種類は?
- 投資信託・ETFのコストはどこで確認できるの?
- 投資信託・ETFのコストのリターンへの影響はどのくらいだろう。
なお、この記事は、投資信託・ETFの選び方についてシリーズでお届けする第1回です。
- コスト(信託報酬)
- 純資産残高
- 出来高
- 乖離率
- ポートフォリオ構成
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投資信託,ETFのコストとは

投資信託,ETFのコストといっても、その種類はいろいろ。
投資信託,ETFを購入時にかかるコストや、保有することにかかるコスト。
概ね種類は以下のように分類できます。
信託報酬(運営管理費用)
- 商品保有に対して発生
- 保有商品から間接的に負担
- 投信などの保有額に応じた額。年率〇%といった表記で目論見書等に記載されている。
監査報酬
- 商品保有に対して発生
- 保有商品から間接的に負担
- 決算毎に運用先は監査を受ける必要があり、その費用。定期的に公表される運用報告書にて確認できる。
売買委託手数料
- 株式等の売買時に発生
- 保有商品から間接的に負担
- 保有する投資信託,ETF内で株式等を売買した際に発生する費用。事前に把握することはできない費用です。
上記以外にも信託財産留保額など購入商品によって発生するコストがあります。
発生コストは目論見書で確認することができます。
投資信託,ETFのコストはどこで確認できるの?

投資信託,ETFを選ぶ際、販売会社の商品紹介サイトやパンフレットにこんな表現で記載されています。
(以下の黄色ボックス部)
また、詳細は『交付目論見書』というものが必ずあるため、その中でコスト項目について確認ができます。
投資信託,ETFのコスト差がリターンに与える影響

以下、上記の各コストを総称して経費率と表現します。
同じリターンが期待できる商品があった際、経費率の違いがどのような結果の差を生むか検証してみましょう。
市場リターン8%,経費率1.5%の商品

1ドルを、市場リターン8%、経費率1.5%、40年間運用した場合。
1ドルは、11.86ドルになります。
例えば、ひふみ投信の経費率は約1.3%程となっています。
(こちら→運用報告書2018.10決算版)
市場リターン8%,経費率0.2%の商品

1ドルを、市場リターン8%、経費率0.2%、40年間運用した場合。
1ドルは、20.05ドルになります。
例えば、上述した楽天VTIの経費率は、0.2%となっています。
(こちら→運用報告書2018.7決算版)
2つを比較すると…

投資信託,ETFのコスト~まとめ~

上記のように、コストは投資信託,ETFを選定するうえで重要なポイントです。
未来の市場リターンは誰にも予測できませんが、商品のコストを自分で選別するだけでリターンの幅をコントロールすることができるためです。
商品選びの際には、コストにも注目して選別しましょう。
※目安は、総コスト=経費率が1%以内!

の楽天VTI!
それではまた~
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