投資日記

【投資信託,ETFの選び方】投資に大事なコストの話

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ

 

こんにちは、けだま(@kedamafire)です。

 

今回は投資で成功するために大事な要素である【コスト】について。

 

コストは、投資信託やETFを選ぶうえで最も重要な指標のうちの一つです。

 

資産運用1年生
資産運用1年生
投資信託・ETFってどこに注目して選べばよいの??

 

投資経験が浅いときには、その商品がどれくらいのリターンを生んできたか、という点だけに強く注目しがち。

 

ネコC
ネコC
そりゃそうさ

 

でもね、その商品のコストに注目することはそれと同じか、あるいはそれ以上に重要なことなんです。

 

その大事なコストについてまとめていきます。

 

  1. 投資信託・ETFのコストの種類は?
  2. 投資信託・ETFのコストはどこで確認できるの?
  3. 投資信託・ETFのコストのリターンへの影響はどのくらいだろう。

 

なお、この記事は、投資信託・ETFの選び方についてシリーズでお届けする第1回です。

 

けだま
けだま
これから投資を始めたい方、投資を勉強したい方、投資経験が浅い方の参考になればうれしいです

 

投資信託・ETFの選び方
  1. コスト(信託報酬)
  2. 純資産残高
  3. 出来高
  4. 乖離率
  5. ポートフォリオ構成

 

ほぼ日刊、

投資関連コラムと運用実績のブログ。

ネコA
ネコA
『投資 けだま』で検索♬

更新情報はtwitterで発信中!

 

 

投資信託,ETFのコストとは

 

投資信託,ETFのコストといっても、その種類はいろいろ。

 

投資信託,ETFを購入時にかかるコストや、保有することにかかるコスト。

 

概ね種類は以下のように分類できます。

 

購入時手数料

  • 商品購入時に発生
  • 直接的に負担
  • 商品を購入した販売会社に支払うコスト
ネコB
ネコB
これがかからない商品をノーロードというんだよ!

 

信託報酬(運営管理費用)

  • 商品保有に対して発生
  • 保有商品から間接的に負担
  • 投信などの保有額に応じた額。年率〇%といった表記で目論見書等に記載されている。
ネコC
ネコC
これは聞いたことあるなあ

 

監査報酬

  • 商品保有に対して発生
  • 保有商品から間接的に負担
  • 決算毎に運用先は監査を受ける必要があり、その費用。定期的に公表される運用報告書にて確認できる。
ネコC
ネコC
こんなのもあるのね

 

売買委託手数料

  • 株式等の売買時に発生
  • 保有商品から間接的に負担
  • 保有する投資信託,ETF内で株式等を売買した際に発生する費用。事前に把握することはできない費用です。
ネコA
ネコA
これは定期的に公表される運用報告書ではないと確定した発生コストは把握できないよ

 

上記以外にも信託財産留保額など購入商品によって発生するコストがあります。

 

発生コストは目論見書で確認することができます。

 

目論見書とは、その商品の運用の内容や費用を記載した書面のこと。投資信託説明書ともいわれます。

 

ネコC
ネコC
こんなにあるの。。どこでどうやって確認できるんだろう

 

投資信託,ETFのコストはどこで確認できるの?

 

投資信託,ETFを選ぶ際、販売会社の商品紹介サイトやパンフレットにこんな表現で記載されています。

(以下の黄色ボックス部)

 

rakutenVTI-introduction≪出所:楽天証券≫※2019.5.9現在

 

また、詳細は『交付目論見書』というものが必ずあるため、その中でコスト項目について確認ができます。

 

rakutenVTI-introduction≪出所:楽天証券≫※2019.5.9現在

 

ネコA
ネコA
これは購入するときの手数料だね

 

ネコB
ネコB
うん。実際にかかっているコストは定期的に公表される運用報告書で確認できるよ

 

rakutenVTI-introduction≪出所:楽天証券≫※2019.5.9現在

 

けだま
けだま
運用報告書のなかに、『1万口あたりの費用明細』という項目があってそこで実際にかかった費用が確認できるんだ

 

rakutenVTI-introduction≪出所:楽天証券≫※2019.5.9現在

 

けだま
けだま
上記の場合、実際にかかったコストは、0.2%ってことだね

 

投資信託,ETFのコスト差がリターンに与える影響

 

以下、上記の各コストを総称して経費率と表現します。

 

同じリターンが期待できる商品があった際、経費率の違いがどのような結果の差を生むか検証してみましょう。

 

市場リターン8%,経費率1.5%の商品

invest retern-simulation

 

1ドルを、市場リターン8%、経費率1.5%、40年間運用した場合。

 

1ドルは、11.86ドルになります。

 

ネコB
ネコB
約11倍になるってことだね

 

例えば、ひふみ投信の経費率は約1.3%程となっています。

(こちら→運用報告書2018.10決算版

 

市場リターン8%,経費率0.2%の商品

invest retern-simulation

 

1ドルを、市場リターン8%、経費率0.2%、40年間運用した場合。

 

1ドルは、20.05ドルになります。

 

例えば、上述した楽天VTIの経費率は、0.2%となっています。

(こちら→運用報告書2018.7決算版

 

ネコA
ネコA
約20倍になるってことね

 

2つを比較すると…

invest retern-simulation

 

 

ネコB
ネコB
同じリターンが期待できる商品なのに、経費率の差だけでこうも差がつくんだね

 

けだま
けだま
そう。だからコストに注目することが大切なんだな

 

投資信託,ETFのコスト~まとめ~

上記のように、コストは投資信託,ETFを選定するうえで重要なポイントです。

 

未来の市場リターンは誰にも予測できませんが、商品のコストを自分で選別するだけでリターンの幅をコントロールすることができるためです。

 

けだま
けだま
コストによる未来のリターンの差は、現在から予測できるってことだね!

 

商品選びの際には、コストにも注目して選別しましょう。

 

※目安は、総コスト=経費率が1%以内!

 

【ideco(イデコ)】65歳まで加入可能へ。厚労省が見直し。加入メリットを整理。 こんにちは、けだま(@kedamafire)です。 Follow @kedamafire 2019年...

 

けだま
けだま
ちなみにおすすめは、ぼくも購入している楽天証券
の楽天VTI!

 

 

それではまた~

ほぼ日刊、

投資コラムと運用実績のブログ。

ネコA
ネコA
『投資 けだま』で検索♬

更新はtwitterで!

 

応援のクリックをお願いします♬

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
【大手ネット証券3社比較】
初心者におすすめの証券口座
使いやすさNo.1楽天証券
楽天証券
ユーザー視点のデザインだから初心者に最もやさしく使いやすいのが楽天証券。投資から遠ざかったぼくがセカンドトライで利用した証券会社がここでした。楽天経済圏利用者にも最適な証券会社です。
使いやすさ
コスト
情報量

米国株の買い方楽天証券HP

ドル転コスト№1SBI証券
SBI証券
SBI銀行をセットで活用することで、米国株購入時に必要なドルへの両替コストが業界最安値に。画面デザインがわかりにくく、操作性が中級者レベルなのが難点も、ETF自動積立機能等サービスは豊富
使いやすさ
コスト
情報量

米国株投資実績紹介SBI証券HP

米国株の情報量が豊富!マネックス証券
マネックス証券
口座開設者のみ使用できる銘柄スカウターという米国株情報ツールはじめ、無料で活用できる情報が多く外せない証券会社。売買取引ツール「トレーディングステーション」が使いにくいことだけが難点。
使いやすさ
コスト
情報の豊富さ

関連記事へ公式HPへ

ぼく自身は上記3社ともで口座を開設し、

メイン利用は楽天証券

ETF積立はSBI証券

情報収集はマネックス証券

と使い分けしています。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA