

こんにちは、けだま(@kedamafire)です。
このブログで先日アップしたこちらの記事、反応が予想外でした。
《ブログ更新♬》
【米国株】高配当・増配率等の調べ方。銘柄の見方を変えて投資先を選別するには
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投資歴浅い方に役立つようまとめてみました😊高配当という言葉が一人歩きすることありますが、高配当とはどういう状態かなど、あらためて整理・思案する内容ですhttps://t.co/3iHTZ1aRqd
— けだま@投資ブログ運営🐈 (@kedamafire) September 23, 2019
▼記事はこちら

うん、やっぱりこの雑誌の売れ方の違いがそれを如実に表しているような気がする。。
今日立ち寄った本屋で横並びになってた2つのライバル情報誌💰
発売日に差があった可能性はありますが、きっと表紙の印象差がこの差を生んでるんでしょうね👀 pic.twitter.com/j1THQw80jl
— けだま@投資ブログ運営🐈 (@kedamafire) September 1, 2019
ということで、このタイミングで”高配当”について思うことをもうひと記事アップすることにしました。
この記事では投資にちょっと慣れてきて、自分で株のスクリーニングくらいはするようになった人に向けて、短く、こちらをまとめていきます。
“高配当利回り”から感じ取るべき3つの仮説

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はじめに;”高配当利回り”から感じ取るべき3つの仮説

投資が趣味になると、こんなあるある話を耳にします。
投資は基本的に目的のための手段にしか過ぎないわけですが、のめり込むとその手段が目的化してくるんですよね。
それはそれでハッピーではあるわけですが、『お金を使うこと』自体の快楽もそこには含まれているような気がします。
ハイブランドの高額商品を買った時の高揚感ってあるじゃないですか。
そう。たぶん、ブランド品を手に入れたこと自体ではなく、『お金を使うこと』の方に高揚感の源があるような気がします。
それが投資に置き換わると一見良さげですが、それってなかなか危険ですよね。。
「ブランド品を買うこと」という罪悪感が消えて、「投資をしている」というある意味正当化された大義が生まれると。。
とにかく給与は投資につぎ込み、質素倹約に勤めながらも生みだしたお金もフルインベスト。
リスク管理への意識がケチなカルピスのように薄くなりがちです。
そんなとき、投資する理由を見つけると飛びつきたくなるのが人の心。
ネットには便利な銘柄スクリーニングツールが溢れて、『配当利回り』で並び替えするなんて1クリックで行えます。
そんなとき、ふと立ち止まり、冷静にこの3つを考えてみることは有用ですよね。
【高配当】≪仮説①≫株価が下落しているだけ?

配当利回り(%)を求める計算式はこれ。
1株あたり年間配当金 ÷ 株価 × 100
つまり、その銘柄が出している配当に対して、株価が割安なんじゃないか?って話ですね。
場合によっては市場が過剰に反応して割安(と思われる)状態になっている場合もありますが、それを調べることはとっても大事です。
例えばこの無料サイトで高配当株を検索してみてください。
【高配当】≪仮説②≫企業成長の為の投資先がなく低迷期なのではないか。
配当はどこからくるのかっていったら、企業が稼いだ利益ですよね。
企業はその利益から手元に残ったキャッシュを用いて、次なる成長の種になる事業へ投資します。
そうすることで、商品の生産能力を拡大したり、移り変わる世の中のトレンドに乗る、あるいはトレンドを作り出す。
それがまた企業の売り上げ拡大や稼ぐ力となり……と成長の好循環が生まれるわけですよね。
株主に配当を多く出すことで高配当株になっている会社は、それが行われていない可能性があります。
良し悪しではなくて、成長企業ではないかもしれないってこと。
これから規模を拡大していこうとする成長企業が高配当になっていることはめったにありません。稼いだキャッシュは企業拡大のために投資するため、配当する原資がないためです。
高配当株になっているのは、往々にして成熟企業です。
一般的に企業は、上記グラフの『投資期』から反時計回りのサイクルを辿ります。
成熟企業だかダメだってことでも当然なく、やはり高配当である理由を掴んでおくのが大事ですよね。


【高配当】≪仮説≫③ただの不人気銘柄。。
仮説①と近しい意味ですが、投資家に見向きされず株価が下がり続ける不人気銘柄かもという見方もできますよね。
仮説②で触れたたばこ株もその類いと言えるかもしれません。
ただ、投資において『不人気だから悪い』ってことはないわけです。
つまり、『その企業の実力よりも人気がないのかどうか』がポイントですよね。
この見極めができる、というか上手い人が、実は投資で成功している人とも言えます。

さいごに;”高配当”にとらわれすぎないように注意しましょうね

ぼくは、『高配当』大好きなんですが、『高配当には高配当である理由がある』ってことを頭の片隅に入れておくことが大事だと思ってます。
配当に目は眩んでいますが、その考えは本当です。高配当はネガティブな理由であることの方が多いためです。
基本的に投資のリターンは『トータルリターン』が重要で、つまり、株価の値上がりによって得られる売却益(キャピタルゲイン)、配当によって得られる配当益(インカムゲイン)、この双方で評価すべきものだと考えています。
ばれてますが、ぼくはつみたてNISAとiDeCoを利用して将来的なキャピタルゲインを志向する投資も行っているため、少しはバランスが取れているのではないかと考えています。

『高配当』、、めちゃめちゃ魅力的な響きですが、それにとらわれすぎないようにしましょうね。
最後にスティーブ・ジョブズ氏の名言を。。
あなたの人生は限られている。
だから他人の人生を生きたりして、無駄に過ごしてはならない。
ドグマ(教義、常識、既存の理論)にとらわれるな。
それは他人の考えた結果で生きていることなのだから。
by スティーブ・ジョブズ

それではまた~

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メイン利用は楽天証券、
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