↓人気ブログランキングへ↓

こんにちは、けだま(@kedamafire)です。
資産運用成績公開記事はこちら。
Twitterフォロワー6万人超の人気個人投資家もみあげさんが投資本を出版されました。
【重版決定】
10月17日発売予定の拙著の重版が決まりました!
発売前から重版と聞いてビックリ🤣
本当に感謝です編集者さんから「ありのままに今起こったことを話す、重版」(ポルナレフ風)と言われ?マークでした
特典付録40Pに感謝の気持ちでもう1テーマ現在追加予定。https://t.co/juFMhlGnVT
— もみあげ🇺🇸 米国株投資 (@momiage0088) October 8, 2020
早速重版がかかるなど話題の本書を読んでみましたので、書評としてまとめていきます。
なお、ぼくはTwitterのヘッダーを作るのが趣味の一つなのですが、本書の著者のもみあげさんのものも作っています。

こちらに作成したtwitterヘッダー集をまとめていますので、よろしければご覧ください!
さて、それでは『もみあげ流米国株投資講座』の書評に入っていきたいと思います。
書評とは、主に新刊について書籍の内容を論評したもので、主に読者が書籍を選ぶ参考にする目的で書かれたものです。
投資に関する知識を書籍を通じて得たいと考えている方にとって参考になるように、本書の構成とぼく自身が読んで得られたことをなるべく客観的に書いていくように心掛けます。
- 『もみあげ流米国株投資講座』の構成(何が学べるか)
- 『もみあげ流米国株投資講座』の特長(他の投資本との違いは何か)


ほぼ日刊、
投資関連コラムと運用実績のブログ。
更新情報はツイッターで!
『もみあげ流米国株投資講座』の構成。何が学べるの?どんな人向きの内容?

ここ数年、ブロガーやインフルエンサーが執筆した投資本が増えてきています。
有名なところでは、『お金は寝かせて増やしなさい』、『バカでも稼げる「米国株」高配当投資』でしょうか。
前者はインデックス投資、後者は高配当株投資を軸にまとめられています。
今回紹介する『もみあげ流米国株投資講座』で軸にされているのは、企業の成長性に注目した投資スタイルです。
今、世の中を変えているのは間違いなく政治ではなく経済といえるでしょう。
例えばiPhoneが発売されてまだたった10数年。しかしそれを発端にしていつの間にか、電車に乗ればほぼ全ての人が手のひらで小さなパソコン(スマホ)を操作している世界になりました。
革新的なサービスとともに人々の生活を変え、欠かせないものになるとともに、その企業の価値も驚くべきスピードで大きくなっています。そしてそういった企業が無数にあるのが米国株であり、そういった企業の成長性に注目しようというのが本書のひとつのメッセージです。
ただし、そのうえで本書は、あくまで投資スタイルの最適解は個々それぞれの環境によって異なるという著者の考え方に基づき、それを探す手助けとなるよう、米国株投資に関する網羅的な情報が偏らずにまとめられています。
最近、投資に関する情報をtwitterやブログ等インターネットを通じて収集している人が増えてきていますが、その際に困るのは、異なる投資スタイルの様々な情報、専門用語が整理されないまま流れてくることではないでしょうか。
本書を通読することで、米国株に関するあらゆる情報やトレンドを一度体系的に整理することができるはず。
投資に臨む考え方や始め方といったハウツー、投資スタイルのバリエーションから、具体的な個別株に関する考察まで含まれるため、初心者から中級者以上の方どなたでも学べる点、持ち帰れるものがあるでしょう。
それでは本書の構成を紹介していきます。
『もみあげ流米国株投資講座』の構成
- 【WHY】なぜ米国株投資なのか。
- 【HOW】どうやってはじめるのか。はじめるために考えるべきこと。
- 【WHAT】米国株投資の種類、特徴、メリット・デメリット等。
- 筆者が実践する投資方法。
①②があることで投資や米国株への馴染みがない方にとってもやさしい本となっており、③の内容が濃いがゆえに中級者以上の方にとっても役に立つ本となっています。
そして④でしっかり筆者自身の投資についても語られていることが、筆者が発信者且つ実践者であるケースの特徴であり、興味深い点だと思います。
『もみあげ流米国株投資講座』各章のボリューム
第1章 米国株投資が資産形成・運用には必要不可欠な理由
第2章 米国株投資の始め方・投資方法・種類
第3章 投資の目標とテーマの設定
第4章 目的にあった投資方法の選択とインデックス投資
第5章 GAFAMへの投資
第6章 ナスダック指数と連動するETF QQQへの投資
第7章 成長株投資
第8章 高配当株投資
第9章 安定増配株投資
第10章 ESG投資
第11章 ハイブリッド投資の勧め
本書は③にかなり重点的に頁が割かれていることから投資中級者以上の方にとっても参考になる投資本になっていると言えますし、今後成長が期待されるセクターや個別株銘柄が具体的に語られていることから、『いま』読むべき投資本に仕上がっていると言えるでしょう。
『もみあげ流米国株投資講座』の特長。他の投資本との違いは何か。

特長①米国株投資に関する情報の網羅性
情報の網羅性とは具体的に2点挙げられます。
- 網羅されている情報の範囲が広い
- 重点的に執筆されている章はその内容が詳細で深い
実用的投資本のジャンルでは、「インデックス投資」「高配当株投資」といったようにテーマを絞って紹介する本は見かけますが、本書のように広い範囲で網羅的に米国株投資について紹介されている本はあまり見かけません。
本書の構成について先程上述したように、インデックス投資、GAFAMへの投資、成長株投資、高配当株投資、ESG投資などについて、その特徴やメリット・デメリットが至極丁寧に紹介されています。
そこが本書の一つの特長にもなっており、初心者から中級者以上にもお勧めできるポイントになっているわけですが、それは本書の『人それぞれの環境によって投資方法の最適解は異なる』という考え方に依るものだと思います。
特長②いま注目のセクター・銘柄の分析、解説、展望がバッチリ取り上げられている!
それもコカ・コーラ【KO】とか、ジョンソン・エンド・ジョンソン【JNJ】とか定番の優良銘柄というわけではなく、まさに”いま”注目されはじめているキラキラ銘柄やETFが紹介されています。
書籍の息を長くするためには、なるべく一般的な内容、銘柄に関する言及に留めて、企業業績に関しても”いま”に限定される話題を外すような選択肢も取れたような気がします。
が、本書はそんなことお構いなしに”いま”役立つ情報で構成されています。
例えばテスラ【TSLA】。
業績、財務、市場動向、競争優位性、今後の展望について、13頁&7つのグラフを用いて具体的に紹介されています。
人気銘柄のテスラ【TSLA】を深く知ることができる章としても興味深いですが、筆者が個別銘柄をみるときにどういう視点でチェックしているのか、ということを意識して読み進めることによって、個別銘柄分析の型を学べる内容にもなっています。
その他にも、ヘルスケア・セクターという業界全体の動向を説明し、そこから具体的な注目個別株銘柄を挙げていく際に、『市場動向』『大統領選挙といった政治動向』『業界内の競合動向』といった例をもとに紹介されていたりと、筆者の切り口、見方、方法論には各所で触れることができます。そのため、個別株投資に興味がある方には特に得るものが多いでしょう。
特長③筆者が実践する投資方法が明示されている。
さいごに、筆者自身が実践する投資方法が明示されていることも特長の一つでしょう。具体的な銘柄名まではないとはいえ、ポートフォリオの構成とその意図について紹介されています。
個別株投資では銘柄の入れ替えがあって当然であるため、そのコンセプトを参考にしつつ、筆者のブログやTwitterで投資内容をチェックしてみるのがよいと思います。
ブロガーやインフルエンサーが執筆する投資本やブログ等では、実際その人がどんな銘柄に投資をしているのかといった実践が見えない発信には価値を見出すことが難しいです。
投資に関して素人の発信は価値がないだけではなくむしろ誤った情報も含まれるという点で有害な場合が多いですが、誰かの発信をトレースしてあたかも本人が発信しているかのように発信できるという点で、素人かどうかを判断することも難しいケースが多いです。
そのため、その本人が『身銭を切っているかどうか』という点は、その発信が信頼に値するかどうかを判断するうえで、わかりやすい事実の一つです。
さいごに;【投資本書評】もみあげ流米国株投資講座

最後にまとめます。
『もみあげ流米国株投資講座』は、米国株へ”なぜ””どうやって””何に”投資すればよいか網羅的に書かれた本で、情報の広さ(多種多様な種類)、深さ(詳細さ)の点で、投資初心者から中級者以上まで楽しめる投資本である。
ということで、ぜひ読んでみてください。
▼【資産運用初心者】無料で使える投資ツール10選!

▼楽天証券でかんたん。米国株の買い方。

▼【米国株&中国株】無料の情報収集ツール!マネックス証券の『銘柄スカウター』を使い倒す

それではまた~
ほぼ日刊、
投資関連コラムと運用実績のブログ。
更新情報はツイッターで!
応援のクリックをお願いします!


使いやすさ | |
---|---|
コスト | |
情報量 |

使いやすさ | |
---|---|
コスト | |
情報量 |

使いやすさ | |
---|---|
コスト | |
情報の豊富さ |
ぼく自身は上記3社ともで口座を開設し、
メイン利用は楽天証券、
ETF積立はSBI証券、
情報収集はマネックス証券
と使い分けしています。