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こんにちは、けだま(@kedamafire)です。
資産運用成績公開記事はこちら
投資による資産形成にはリスクがありますが、投資をしない労働オンリーの資産形成にもリスクがあると思います。
投資先にはリスクがあるように、勤務先にだって同様のリスクはあるためです。投資先の業績が悪くなれば株価は下がり配当がカットされるように、勤務先でも給与がカットされ人員だってカットされます。
そんなわけで、適切な距離感で投資を活用することは、自分が好きにストレスなく生きていくために必要な手段であり助けになると考えています。
自分が価値を信じて続けていることは、やっぱり人にも勧めたくなります。特に身近な人には。
ですが、押し付けるつもりは全くありません。自分が100%正しいなんてこれっぽっちも考えていないからです。
むしろ、投資(≒労働収入以外の収入)について考えた結果、『自分に投資は不要だな』との結論に至ったならばそれはそれでOKだと思うんです。
にもかかわらず、人に、特に身近な人に勧めたくなる理由は、10年、20年後に『知らなかった。。』となることが最もしんどいことだと考えているためです。
つまり、投資という手段を知らない間に労働収入のみで疲弊して、投資の重要性に気付いた時にはもう手遅れ。という、身近な人に避けてもらいたいのはその状態なわけです。
そう考えると、『投資、やった方がよいよ』って表面的に広報するのではなく『投資という手段に気付き、考えて、やるかやらないか自分なりの結論を出してもらう』のが本当の目的。
でもそんなん語ってくる人って鬱陶しい。ですよね。。笑
ぺちゃくちゃ自分が喋るよりも本を渡して、『コレ、読んでみたら役立つと思うよ』がベターだと思います。
①なぜ、投資した方がいいんだろう?
金持ち父さん、貧乏父さん(ロバート・キヨサキ著)
②どうやって何に、投資すればよいのだろう?
寝ながら稼げるグ~たら投資術(たぱぞうさん著)
③投資の心構え。投資を生活に馴染ませるには。
私の財産告白(本多静六著)
④実践的人生攻略本。自分が生きている社会を俯瞰。幸福とは。自由とは。
幸福の「資本」論(橘玲著)



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【投資本①】なぜ、投資した方がいいんだろう?
相手が投資に興味がないと仮定した場合、いきなり『How to』色の強い本をおすすめしても相手はモチベーションが低下して眠くなるだけかもしれません。
まずは、『投資することの意味』が伝わって、その人の中での価値変換が起こるような本をお勧めしたいところです。
そういった意味で、『金持ち父さん、貧乏父さん』は最適です。
この本のいいところは、そのタイトルの通り、2つの価値観の対比でストーリーが進むところです。
今もまだ一般的だと思われる貧乏父さん的言い草や価値観に普段どっぷり浸かっている所へ、金持ち父さん的なカウンターパンチが際立ち、きっと心を揺さぶるでしょう。
また、この本の肝は結局のところ以下右側のグラフにあり、これはとてもシンプルで分かりやすく説得力がありますよね。


資産を積み上げることに開眼すると、自然と自発的に投資の道に足を踏み入れていくはずです。結局のところ、情報は意思に吸着するものだからです。
▼詳細な投資本書評はこちら

【投資本②】どうやって何に、投資すればよいのだろう?
ある意味ここが最も重要です。
なぜなら、多くの人がここで辞めてしまうと考えているためです。
ぼく自身も、何をどうすればいいかわからず、ネット証券のサイトもわかりづらく、全てが罠に見えて静かに後ずさりしながらその場を去った一人です。
そこから再び投資に踏み切るまで、1年間遠ざかっていました。。
この本の素晴らしいところは2つあります。
1つ目はこの本の目次をみればよくわかります。
▼はじめに
年金が当てにならない時代で投資をするということ
▼第1章
素人が投資で勝つための基本戦略
▼第2章
それでも日本株を持ちますか?
▼第3章
やっぱりアメリカが最強なこれだけの理由
▼第4章
初心者がいますぐ買うべき投資信託はこの2+1本
▼第5章
投資の軍資金はこうやってつくる
▼第6章
投資に慣れたら「ドル」で取引しよう
▼第7章
ドルで買える魅力の個別株11選
はじめに問題提起がされたうえで、
- どこに投資すべきか(「国」)
- いつ投資すべきか(「時機」)
- 何に投資すべきか(「投資対象」)
- 具体的に投資すべき対象の紹介
が書かれていて、これ1冊で投資初心者にとって必要且つ知りたい情報が網羅的にインプットできるはず。
通常ハウツー本からは自分のものさしをベースに必要なもの不必要なものを仕分けしながら読み込むものだと思いますが、投資はじめたばかりでは内容の評価を自分じゃできません。
そのため、上記のわかりやすく丁寧な構成もさることながら、誰が書いているか・その人は信頼できるのかということも重要ですよね。
その点、たぱぞうさん(@tapazou29)の発信するものに触れると安心して読めるのではないでしょうか。
そしてこの本の良い所、2つ目は、この本はたぱぞうさんのブログの入り口になるということです。
本を一読しただけじゃ、なかなか自分の体に消化しきれませんよね。
ストック情報としての本を入口に、フロー的にたぱぞうさんのブログに日々触れたなら、きっと投資がライフスタイルにしみ込んでいくでしょう。
有名なブロガーさんが書いた本は、日常的に発信している場と地続きであるという点で、ユニークなものとなっていると思います。
【投資本③】投資の心構え。投資を生活に馴染ませるには。
投資に興味を持ち、具体的なハウツーをインストールした後は、資産形成をさらに生活に近づけるためのリアルな体験記があるといいですね。
この本は伝説の資産家がごく普通の勤め人から億万長者になるまでを自伝的に綴った名著です。
実際的なノウハウや投資のみならず生き方について参考になる至言が多く、にもかかわらず数日で読み切れるようなボリュームのため、読了率が高い1冊ではないかなと思います。
幾つか有名な言葉を紹介します。
四分の一天引き貯金法
給料が入金された時点でその4分の1を自動的に貯金や投資に回すという貯金法。
2割利食い、10割益半分手放し
投資した株が20%値上がりしたら欲を出さずその分を利益確定し、キャッシュにする。株が急騰して100%値上がり(2倍)したら、半分を売却しキャッシュに、残りは保有し続ける(元が取れた形のため、残りの評価額が下落しても損はなし)という保有株のメンテナンス手法。
その他、
- 金儲けは理屈でなくて、実際である。計画でなくて、努力である。予算でなくて、結果である。その秘伝はとなると、やっぱり根本的な心構えの問題となる
- 投資の第一条件は安全確実である。しかしながら、絶対安全をのみ期していては、いかなる投資にも、手も足も出ない。だから、絶対安全から比較的安全、というところまで歩みよらねばならぬ
- 『天才マイナス努力』には、『凡才プラス努力』のほうが必ず勝てる
など、誰もが感じているけど言語化できていないような普遍的な言葉が並んでいるからこそ、パンチ力があるし、読後もきっと心に残るはずです。
【投資本④】実践的人生攻略本。自分が生きている社会を俯瞰。幸福とは。自由とは。
投資はそれ自体手段であり、その目的は何かというと幸福でしかありません。よね。
投資本といったら不安を煽り、欲望を掻き立てて、特定の商品を推すような本も存在するのは事実です。
でもこの本はまず、現状の肯定の言葉から導入部がはじまります。
あなたがいまここに存在することが一つの奇跡であり、いまの時代の日本に生まれたということが最大の幸福である。
これは単なる精神論ではなく、世界の中の日本を見た時にエビデンスから明確にそう言える事実の一つです。
その前提のうえで、しかしながらそうではないと感じる多くの人に対して、
- 金融資産
- 人的資本
- 社会資本
という3つの資本=資産から『幸福に生きるための土台』設計が提案されています。
なんだか胡散臭いと感じる方もいるかもしれません。
が、その内容は、様々な定量的エビデンスとともに現状を正しく把握し、論理的=経済合理的に考えればそれ以外にないと思える程普遍的な内容です。
以下にあとがきの一部を抜粋しておきます。
40歳でフリーエージェントになったとき、人生をできる限りシンプルにしたいと考え、それ以来、日々の生活は本を読むことと文章を書くこと、そしてときどきサッカーを観ることだけで、ほとんどなんの変化もありません。
テレビに出たりすればいろいろな刺激を受けられるかもしれませんが、「キャラ」が合わない気がするのでその気になりません。その代わり、1年のうち数か月を旅にあてています。
経済的に独立した一介のもの書きとして、どんな組織にも所属せず、誰に遠慮する必要もなく好きな事を書き、(批判も含めた)読者の声を社会資本とし、誰も読んでくれなくなったらそれでお終いだと思っています。ささやかなものですが、私にとってはこれ以上望むもののない人生です。
~ 一部省略 ~
あらゆる人に適した、普遍的な「幸福の法則」はありません。この本もすべての読者が満足することはないでしょうが、それは仕方のないことでもあります。しかし心理学者は、どのようなアドバイスが有用なのかを明らかにしました。その原則はとてもシンプルです。
ひとは、自分と似ているひとからの助言がもっとも役に立つ。
この本が、「私に似た」あなたの人生になんらかの役に立てば幸いです。
≪『幸福の「資本」論(橘玲著)』あとがきより≫
①~③の本を読んだ後のストレッチ済の体には、この本に通底する価値観を知覚でき、深く共感できる人も少なくないのではないかと思います。
小説ではなくこういった実用書の場合は、①②③の本でも同様ですが、自分と似ている(価値観が近い)と感じられる著者が書いた本から得た助言がもっとも役に立つはずです。
さいごに;【投資本】身近な人に投資を勧める際に渡したい投資本4冊

ということで、身近な人にすすめたい投資本4冊、をまとめてみました。
①なぜ、投資した方がいいんだろう?
金持ち父さん、貧乏父さん(ロバート・キヨサキ著)
②どうやって何に、投資すればよいのだろう?
寝ながら稼げるグ~たら投資術(たぱぞうさん著)
③投資の心構え。投資を生活に馴染ませるには。
私の財産告白(本多静六著)
④実践的人生攻略本。自分が生きている社会を俯瞰。幸福とは。自由とは。
幸福の「資本」論(橘玲著)
▼たぽぞうさんと本多静六さんの本はKindle保有



それではまた~
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ぼく自身は上記3社ともで口座を開設し、
メイン利用は楽天証券、
ETF積立はSBI証券、
情報収集はマネックス証券
と使い分けしています。