

こんにちは、けだま(@kedamafire)です。
金融庁の審議会が出した『高齢社会における資産形成・管理』原案。
マスコミに報道されて以降、TVやネット、SNSで大きく波紋を広げましたね。
- 公的年金だけでは老後の生活資金が2,000万円不足する
- 公的年金は今後実質的に支給が調整される
原案の一部を切り取って炎上的に取り上げるワイドショーにも辟易ですが、この金融庁の報告書、政府自民党が受け取りを拒否し撤回を要求したことにも驚きました。
実際に読んでみると、データに基づく事実・直視すべき現状が書き記されていて、ではそれを受けてどうすべきかといった打ち手に関する内容が淡々と並んでいます。
しかもそれは、みんな心のどこかで感じていたことのはず。
わかっていたけどもずっと直視してこなかった、割とリアルな未来予想図です。
今回撤回されたことによって懸念されることは、
『不安という空気感だけが世間に残ってしまうんじゃないか』
ってこと。
日常生活においても、本当に不安で不安で仕方がない時って、もう何が不安か分からなくなっている時のほうが多いと思うんです。
よくよくその不安の理由を一つずつ紙に書き出してみれば、意外なほどすっきりして解決する。
なぜか。
具体化することで、何をすればいいかがはっきりするから
です。
今回の金融庁の報告書『高齢社会における資産形成・管理』は、上記の”不安の理由を一つずつ書き出した紙”です。
それに蓋をするとはどういうことでしょうか。
何をすべきか考える土台のスタートが消されたら、目指すべきゴールも霞んでみえません。
こんなことになることが心配。。
そういうと、すぐ「年率100%!」とかの謳い文句にコロッと騙される情弱がいる。 僕の言っていることは、そうじゃありません。「年率0.2%ではなく、年率3~5%を狙いなさい」ということを主張しています。
— じっちゃま (@hirosetakao) June 13, 2019
▼海上保安庁で問題になった詐欺的投資

今回の『老後資金2,000万円足りない問題』を受けて、巷に溢れる金融セミナーなんかの申込が増えているとか。。
ちなみに周りで資産運用をして着々と資産を増加させている人で、
- 資産運用セミナーに参加した
- 銀行や証券窓口で相談した
という人は、ぼくのまわりではいません。
結局のところ、銀行員だからといって投資に詳しいとは限らないためです。
往々にして『商品販売のプロ』ではあっても『資産運用のプロ』ではない。

じゃあどうすればいいのか。
上記tweetの内容を引用しながら説明すると、
年率100%、
つまり投資詐欺ではなく、
年率0.2%、
つまり利率の良い定期預金や債券等ではなく、
年率3~5%、
つまり質の良い投信やETF、成長見込め市場に投資すべき
でも何もしないこともリスクだということが今回の金融庁報告書で明確になったはず。
つまりひと言でいうと、
『ふつうの投資をはじめましょう』
あっという間にお金持ちにはなれなくて、10年、20年かかるでしょう。
でも、コツコツと積立しながら生活に溶け込む投資が今の日本には必要です。
ぼくもそうだったけど、シンプルで少額の投資からはじめるのが一番です。
▼国が税制優遇で推している『つみたてNISA』

▼最も手がかからず1万円から自動積立投資可能

▼流動性落ちるが老後資金形成には適してるiDeCo

投資がはじめての方はこの辺から実際に経験しながら勉強していくのが良いですね。
▼最近こんな話題が多い。からこそ自衛が必要

▼アメリカにはブルーカラーの億万長者が沢山

▼それは投資のおかげ。でもそれは『ふつうの投資』

それではまた~
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メイン利用は楽天証券、
ETF積立はSBI証券、
情報収集はマネックス証券
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