

1,200万円超を資産運用中!のけだまです。
2019年2月24日の産経新聞の記事。
『海上保安庁内で詐欺的投資横行か OBら勧誘、若手退職者相次ぐ』
- 現役の若手海上保安官らの間で高配当をうたう無登録の投資運用団体への投資が横行
- 消費者金融に数百万円の借り入れをするなどして退職者が相次いでいる
- 退職した元海保官らが「大金を手にできる」などと各地の海保官に勧誘を続けており、海保は若手人材流出と現場士気低下を懸念。
- 詐欺的商法の可能性があるとの見方を強め、実態調査を進めている。
≪出所:産経新聞デジタル≫
『130万円が1年後に3,000万円になる』なんだって…!
こんなの詐欺以外の何物でもありません。よね。。
『130万円が1年後に3,000万円になる』のであれば人に勧めずに自分でやって、例えば1,300万円を1年で3億円にでもしてさっさとリタイアすれば良いのに。
海保を辞めてでも勧誘側にまわる職員が出ているということは、勧誘による紹介手数料がたくさんもらえるのかもしれませんね。
投資よりもそっちの収入の方が魅力的なのかもしれません。

★★★
実態調査中で事実はまだわかりませんが、
『130万円が1年後に3,000万円になる』
これがノーリスクで実現できる投資があることが実は事実であることが判明した場合は、そっこーで船に乗るのでぜひ投資させてくださいwww
というのは冗談ですが、このように「詐欺に決まってんじゃん」と傍からみたら感じることでも、その話しが自分の人間関係内でまことしやかに耳に入ってくるとついつい信用して手を出したくなるのが人間心理。
怪しいと感じても、他人が「儲かっている」と聞いてしまうとやっていないこと自体がすでに損をしているように感じてしまうためです。
また、友人や先輩など、人となりを知っている人間から勧誘されることも信用してしまう要素の一つですね。
「何を買うか」というよりも「誰から買うか」ということの方が、特に投資といったリターンが不確かな商品にお金を出す際は影響力の大きい要素であるためです。
ですので、そもそも『130万円が1年後に3,000万円になる』なんてありえないということを突っ込める金融リテラシーを身につけておくことは、勧誘にズバッと「No」を突き付けるためにとても大事なことだと思います。
ちなみに投資の世界では、『リスクとリターンは正比例する』、つまり「誰でも年率20%のリターンが狙える商品」であるならば、「誰でも年率マイナス20%のマイナスリターンを受け入れる必要がある商品」でもあることは常識です。
株式投資に関する書籍の中でも名著の名高いこちらでも定量的にデータとグラフでそのことが紹介、説明されています。
よろしければこちらの記事も参考にどうぞ。


これが遠回りのようで近道

それではまた~
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