≪2019.1.21作成≫twitter➡けだま@kedamafire
投資の『リスクとリターンは正比例』する。
これは、投資をはじめる際の商品選定や自分の資産のうちどのくらいの量を投資にまわすかといった検討において、頭に入れておくべき最も重要な原則のうちの一つです。
この投資における基本原則はデータによって証明されています。
株式投資に関する書籍の中でも名著と名高い『ウォール街のランダム・ウォーカー』で紹介されているデータがこちら。
▼主要な金融資産の超長期平均リターン(%)

(ウォール街のランダム・ウォーカー
ロジャー・イボットソンの推定によれば、1790年以来、株式は年率8%のリターンを上げています。
上記表が示すように、1926年以降について見ると、大型株でも年平均約10%とさらに高まっています。
しかし、リスク指標≪リターンの年平均変動性≫をみるとリターンが大きいほどその数値が高いことがわかります。
これはつまり、このリターンは投資家がかなりのリスク(不確実性)を負った結果得られたものでもあるということが言えます。
例えば、対象となった年のうち30%は総リターンがマイナス。各年の高い価格変動幅に耐えられなくなり途中で離脱した投資家は高いリターンを求めた相応の痛手を被っているはずです。
それはこちらのチャートを眺めることでもわかります。
日本で人気のアクティブファンド「ひふみ投信」のチャート。
▼ひふみ投信|1年チャート
≪出所:レオス・キャピタルワークス≫
大人気だったひふみ投信は、2018年1月23日には54,589円でしたが、2018年12月25日には37,966円まで下落しました。
下落幅は実に30%を超えています。
しかし、例えば3年といった長期で見ると約20%の含み益を保っており、設定来でみると300%を超えています。
▼ひふみ投信|期間別投資リターン
≪出所:レオス・キャピタルワークス≫
ですので、ひふみ投信で損失を被った投資家は、開始して間もなく退出した人達であることがわかります。
★★★
投資の『リスクとリターンは正比例』する。
「誰でも年率20%が狙える投資商品」があったならば、それは「誰でも年率20%のマイナスを受け入れる必要がある投資商品」でもあるはずです。
これは、「おいしい話なんてどこにもない」ということを表しています。
高いリターンを得るためのコストは、高いリスクをとることに他ならないのです。
よって、自分の資産総額において受け入れることができるリスクの金額内で投資を行う必要があるし、そのうえで、長期的に入金時期を分散させながら投資を行うことが賢明な投資法だといえます。
株式市場では、過去を振り返ると、投資期間が長期になるほどリスクが低減しリターンが大きくなることもまたデータが示しているのですから。
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