
≪2019.1.23作成≫twitter➡けだま@kedamafire
資産運用における『リバランス』とは、リスクを減らしリターンを高めるためのテクニックの一つです。
WealthNavi
(ウェルスナビ)やTHEO
(テオ)といったロボアドバイザーサービスの利用メリットの一つには、この『リバランス』を自動で適切な時期に勝手にやってくれているという点もあります。
▼直近のWealthNavi (ウェルスナビ)によるリバランス
このリバランスが行っている本質は、
ポートフォリオ内の保有資産を『高く売って』、『安く買う』ことです。
そもそもリバランスとは、例えば、あなたにとっての最適なポートフォリオが、株式60%、債券40%だったとします。
運用開始後、株が順調に値上がりし債券が値下がりしたことで、その割合が70%、30%になりました。
その時に、10%分の株式を売却し、10%分の債権を購入することで当初設定した最適なポートフォリオに戻すことをリバランスと言います。
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これって実は超むずかしいんです。
人間だれしも株が上がっている時にはさらに上昇すると思ってどんどん買い増ししたくなります。
逆に、下がっている時にはこれ以上損したくないとの思いから早く売り抜けて手放したくなります。
株式投資で利益をあげる原則は、『高く売って、安く買う』であるはずなのに、『高く買って、安く売る』心理状態になってしまうわけです。
この非合理的だけど投資家が陥ってしまう、というか人間心理上避けるのが難しい罠を、ポートフォリオ設定しリバランスを通じて回避。
そのことで『高く売って、安く買う』という合理的な投資行動を実現しているわけですね。
★★★
ちなみに、このリバランスの合理性は過去データからも証明されています。
例えば、株式投資に関する名著といて名高い『ウォール街のランダム・ウォーカー〈原著第11版〉 ―株式投資の不滅の真理』では、1996年から2013年までのデータを用いてリバランスの効果が客観的に示されています。(参考:第14章|4_リバランスによってリスクを減らしリターンを高める)
★★★
そうすべきだとわかっていても、まだ上昇し続けるかもしれない株式を思い切って売却することの心理的ハードルは高いことから、WealthNavi (ウェルスナビ)やTHEO (テオ)といったロボアドサービスに一括して任せてしまうほうが、よっぽど合理的で確実かもしれません。
≪参考:THEO (テオ)ホームページリンク≫
≪参考:WealthNavi (ウェルスナビ)ホームページリンク≫
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さいごに参考として、リバランスの一般的な説明を転載しておきます。
複数の資産や証券に分散投資するポートフォリオ運用において、資産の再配分をリバランスといいます。時間の経過とともに相場が変動し、当初決定した資産配分が変わっていきます。そこで、定期的にその資産配分の比率を計画どおりに修正します。例えば、1,000万円の資金を国内株式と海外債券に当初は50%ずつ配分していたところ、1年後に国内株式が20%上昇し、海外債券が20%下落したとすると、その時点での投資配分は国内株式60%、海外債券40%に変化します。そこで国内株式を10%分売却し、海外債券を10%分購入することで当初の配分比率に修正します。
≪出所:SMBC日興証券≫
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