

東京証券取引所が新たな少額投資の仕組み導入について検討しているようです。
目的は、株式投資のすそ野を広げること。
日本株は原則100株単位でしか投資できませんので、
株価2,000円の企業に投資する場合、最低必要金額は20万円です。
その最低金額が下がり株式投資へ参加するハードルが下がることになります。
例えば、米国株投資家のけだまが保有する数少ない日本株『日本たばこ産業』。
現在の最低必要投資金額
株価約2,800円×100株=28万円
新たに検討されている仕組み
株価約2,800円×1株=2,800円
このように金額面でのハードルは心理的にもかなり下がりますよね。
どのようにこれを実現するかというと、信託の仕組みを活用するようで、企業の1株当たりの株価に連動して値動きする証券を取り扱う方針とのこと。
そうすると、株主総会議決権は得られないようですが、配当は投資額に応じて受け取れるみたい。
上述した『日本たばこ産業』で例えると、
現在の最低投資額での受取配当
100株保有
15,400円配当(配当利回り5.63%)
新たに検討されている仕組みだと、
1株保有の場合
154円(配当利回り5.63%)
サービスインは2020年度を目指し、個人投資家に人気がある100社程度を手始めにラインナップできるよう導入準備が進められるようです。
ちなみに、現在民間企業がサービス提供している少額投資サービスは結構充実しています。
①マネックス証券 |ワン株(単元未満株)

ワン株(単元未満株)では、1株単位から株式投資ができます。ですので、ほとんどの銘柄が1万円以内で取引が可能です。

②ワンタップバイ
▼少額で株式投資に挑戦できる便利アプリ

ワンタップバイでは、1株単位ではなく、1,000円単位で投資が始められます。

ですので、東証が旗を振る新たな少額投資サービスにどれ程のインパクトがあるのかには懐疑的ではありますが、『貯蓄から投資へ』の入り口となるサービスの一つになればいいですね。
少額投資は、株で利益を得ることよりも株を学ぶことがメインテーマになるため、その選択肢は多い方がいいことは間違いありません。
★★★
なんですが、、このブログを読んでくれている方にはお伝えしたいのは、、
これから株式投資をはじめる方で、「まずは勉強」という動機ではない場合、おすすめは米国株。
なぜなら、この日本株と米国株のチャートを見比べると一目瞭然です。

日本株はバブル以降、低迷が数十年続いています。
それに比べて米国株は右肩上がりです。
日本の人口動態は右肩下がりですが、

移民を受け入れる米国では右肩上がりが続きます。

少額投資は学びには最適ですが、資産の大きな拡大は難しいですよね。
投資目的が「少額ではじめてみること」から、「資産を効率的に殖やすこと」に変化した場合は、『何に投資するか』という投資対象の決定はとても重要なテーマになります。
この記事も参考にどうぞ♪

それではまた~
★★★


▼米国株投資に関する名著
どちらも名著で有名。『敗者のゲーム』は短く読みやすい
ほぼ日刊、
投資コラムと運用実績のブログ。
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≪参考:楽天証券ホームページ ≫

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ぼく自身は上記3社ともで口座を開設し、
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