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振り返ると天国だった2017年の株式相場ーーー。
ゴルディロックス相場=適温相場とも呼ばれ、みんな仲良く”ゆでガエル状態”でした。
2018年2月に夢から覚めて、2018年10月には熱から冷めて、2018年12月には青ざめたわけですが、それに合わせて投資家の銘柄選びもハイテク株への熱狂からより現実的な成長銘柄の選別へとスタンスが変わってきています。
▼米ナスダック長期チャート

今後の景気減速が懸念される場合は、その企業の成長と景気動向の相関が薄い銘柄を選定したくなるのは当然です。
これまでも景気動向との相関の薄い銘柄は、『ディフェンシブ銘柄』と呼ばれて、主に食品、電力、医薬品などのセクター銘柄が景気減速局面で注目されてきました。
しかし、食品消費のトレンドは加工品というよりも生鮮品へと移っており、電力需要も昔に比べて伸びておらず、製薬会社は薬価引き下げの圧力に直面しています。
ですので、それらを踏まえてこの景気減速局面では、伝統的な『ディフェンシブ銘柄』というグルーピングの企業群以外に、長期的な成長銘柄を選定するのが重要です。
★★★
そこで注目するのは、マイクロソフト。
ベタベタですが、ハイテク銘柄でありながら例えばアマゾンと比べると過度なPER(株価収益率)ではなく、その収益構造からディフェンシブ銘柄を好む投資家からも嫌われていない超優良銘柄の一つです。
2019年1月31日の決算では、利益が市場予想を上回ったものの、売上高が市場予想を下回りました。

関連記事マイクロソフトの決算を振り返る
しかし、クラウドサービス「Azure(アジュール)」の成長減速懸念は、前年同期比76%増と第3四半期並みであったことから和らぎました。
企業向けのクラウド事業がマイクロソフトの成長を牽引しており、アマゾンのAWSを追い抜く最右翼はAzureと目されています。
なぜなら、マイクロソフトの主要顧客は豊富な資金力を持つ企業群であり、それらの企業群にとって、クラウド事業への投資はコスト削減に繋がるためです。
企業にとってクラウドへの投資は合理的であり、導入選定においては企業のメールシステムやビジネスソフト「Office」などで企業のIT部門と関係の深いマイクロソフトがライバル企業と比べ事業拡大を優位に進められるポジションを確立できているわけですね。
クラウド事業以外にも、
- パソコンOS「Windows」
- ビジネスアプリ「Office」
- ネット検索「Bing」
- ゲーム機「Xbox」
- ノートPC「Surface」
- ビジネス向けSNS「LinkedIn」
この動画観てみてください。ちょっと未来ですよね。
▼マイクロソフトHP
上記マイクロソフトのオフィシャル動画からもわかるように、『HoloLens(ホロレンズ)』がリリースされた2016年当時は医療やビジネスの現場での活用が想定されていました。
『HoloLens(ホロレンズ)2』もビジネス向けの活用提案が予想されていますが、日常生活を想定した提案があるのかどうかにも注目です。
※プレスイベントは、スペイン・バルセロナで開催されるモバイル機器見本市(2/25~2/28)の前日、2月24日に予定されています。
サティア・ナディア氏が2014年にCEOに就任後は、他社との提携にも積極的でオープンな会社に変貌を遂げ、従来事業での圧倒的な顧客基盤を活かすことによって、クラウドの成長を柱に主要事業が軒並み伸びました。
2019年1月31日の決算では、売上高が市場予想に届かず久しぶりにブレーキを踏んだ形ですが、引き続き長期スパンで成長していく可能性のある企業として注目していきたいと思います。
※投資銘柄の最終決定は投資家自身の判断と責任に依るものになります。今後の四半期毎の決算に注目しながら投資するか否かを考えてみてください。
※決算の注目点は、『売上高』『EPS』『来期ガイダンス』が市場予想を上回っているかどうか。これはつまり、市場の期待を織り込んだ株価をさらに上回る決算かどうかということです。上回っていれば期待以上の成長を遂げているため、株価は上昇余地がある可能性が高いわけです。
それではまた~

twitter@kedamafire
けだま
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≪参考楽天証券ホームページ ≫

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ぼく自身は上記3社ともで口座を開設し、
メイン利用は楽天証券、
ETF積立はSBI証券、
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と使い分けしています。