

1,200万円超を資産運用中!のけだまです。
今日は1分でタメになる投資格言をお届け。
本,TV,街中で過去目にし心に刻まれた言葉や投資の実体験で共感した言葉だけをピックアップ。
今日の投資格言は、
実体の伴わない相場は長続きしない
投資で失敗しないための基本的な心構えを思い出させてくれる格言です。
それでは一緒に見ていきましょう。
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そもそも”相場”とは何か

実体の伴わない相場は長続きしない
今回紹介するこの投資格言に含まれる”相場”とは、そもそも何を指しているのでしょうか。
相場とは…
市場で取引されるその時々の商品・株式・債券・外国為替などの値段。
≪引用:コトバンク≫
つまり株価やFX等でのチャートですね。
それぞれの企業の株価が株式市場全体の相場を形成しています。
では、”実体の伴わない相場”とはなにか。
“実体の伴わない相場”とは何か。

相場を形成する株価を分解するとこのように表現できます。
株価=EPS×PER
- EPS 1株あたり利益
- PER 株価収益率
PER(株価収益率)とは、株価が割安か割高かを判断するための指標です。
上記の式をPERを起点に入れ替えると、
PER=株価÷EPS
とも表現できますよね。
つまり、株価がEPS(1株あたり利益)の何倍になっているかを表す指標ともいえます。
PERを算出する際のEPS(1株あたり利益)は、来期以降の予想数値を用いることが多いです。
ここまでの説明で株価について考えてみると、
EPS(1株あたりの利益)…実体
PER(株価収益率)…予測
実体と予測(期待)が入り混じって形成されているってことがわかります。
なので”実体の伴わない相場”とは、株式相場では、”企業業績の伴わない相場”や”過度な期待や楽観が反映された相場”と捉えることができます。
投資格言”実体の伴わない相場は長続きしない”

株価は、実体と予測(期待)で形成されている。
なので、株価は実体に基づき上昇することもあれば、期待で上昇することもあります。
また、そもそも実体とは関連なく公的資金の大量買いが入るなど、単に需給面の材料で上昇することもあります。
- 日銀は異次元金融緩和の一環で行ってきたETF買いにて、2020年末にも日本株の最大株主になる。現在でも上場企業の約5割の大株主となっている状態。
相場が上昇するとその期待に乗り買いたい人が増え、さらに相場が上昇することもあります。
とはいえ、この相場格言が表わすように、実体の伴わない相場は長続きしません。
類似の格言で、
というものもあります。
つまり、人気によって高騰する株価(投票によって人気株に票が集まる)も、そのうち実際の価値(企業業績に基づく企業価値)に収れんされていくということ。
よって、ぼくらは短期的な株価の上下動に踊るのではなく、企業業績に基づき長期的な投資判断をしていけば良いわけです。
実体の伴わない相場は長続きしないのですから。


さいごに~ビットコインに実体はあるのか~

ところで、ビットコインが2019年5月にまた急騰の兆しを見せていますね。
2017年末のチューリップバブル的な急騰と崩壊から1年を経て、にわかに仮想通貨周りが騒がしくなってきました。
果たしてこれは、実体に伴う上昇なのでしょうか、単に需給操作による上昇なのでしょうか、はたまた過度な期待に伴うしゃぼん玉なのでしょうか。。
ビットコインはとても綺麗なCup with Handleのチャートからブレイクアウトしてますね。ファンダメンタルズのニュースには、めぼしいものはありません。あくまでもチャート妙味。
— 広瀬隆雄 (@hirosetakao) May 27, 2019
それではまた~

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