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こんにちは、けだま(@kedamafire)です。
2020年1月19日の日経新聞にこんな記事が載っていました。
▶政府が総合戦略 世界で開発競争(日本経済新聞)
はい。5Gじゃなくて。
2019年4月から米韓で商用化が始まった5G。日本でもようやく今年春からNTTドコモなど携帯大手が順次サービスをはじめますよね。
しかし各国ではすでに5Gの先を見据えた開発競争がはじまっています。知ってましたか?
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なーんて言ってもぼくも最近まで知りませんでした。
『6G』という言葉自体、知ったのは去年の10月です。
6Gて初めて聞きました😳
しかも10年以内😳
5Gと4Gの差は高速化、低遅延、多接続との理解ですが、6Gのスペックはどんなもんなのかね。それによる生活がどう変わりそうなのか楽しみで気になる😳 https://t.co/dvPRFunTtV pic.twitter.com/rcus9XNXNq
— けだま@投資ブログ運営🐈 (@kedamafire) October 16, 2019
冒頭の日本経済新聞の記事を簡単に要約すると、
- 日本はポスト5G(6G)の総合戦略を官民で6月までにまとめる方針
- 5Gで出遅れた日本は巻き返しを図る
- 通信規格に関わる特許を持つと、機器やソフト販売で巨額の利益が見込める
- 中国は2019年11月に6Gの研究開発を行う2つの機関を立ち上げ発表
- 韓国では2019年にサムスン電子とLG電子が研修センター設置
- その他フィンランドでも研究開発が始動
≪参考:日本経済新聞≫
5Gというだけでも投資関連のいわゆるテーマ株は大盛り上がりだったのに、6Gとなるとどうなるのでしょうね。
関連株は徹底して追いかけると面白いのかもしれませんが、正直テーマ株は難しすぎるしよくわかりません。
①すでに株価に織り込み済(手遅れ)、②株価が動き出すまで時間がかかる(待つのも大変)、③思惑による株価上昇と急落(買い時と売り時の見極め難しい)というイメージがあるためです。
でもこうやって名前が出ている企業には注目しておくとトレンドの変化が掴めるかもしれませんよね。
▶日本経済新聞/2019.10.31
むしろ興味があるのは、6Gになると具体的にどんな通信スペックの向上が見込まれていて、それによりぼくたちの生活はどのように変わるのか、という大局的なお話。
ちなみに5Gについてあらためて整理すると、超速くて大容量のデータを低遅延・低コストで享受でき、多数同時接続が可能なIotに欠かせない技術。
4Gと比較すると、
- 高速、大容量化|10Gbps以上、4Gの1,000倍のトラフィック量に
- 超低遅延 |4Gの10分の1
- 省電力 |4Gの2~3分の1
- 多数同時接続 |5Gは基地局単位で現状の100倍以上
もっと生活に根差した言葉で表現するならば、
- 伝送容量|2時間の映画を3秒でダウンロード
- 低遅延|タイムラグを感じずロボット遠隔操作
- 多接続|自宅内100端末・センサーが常時接続
そのうえで6Gに期待されているスペックは、
- 伝送容量|最低毎秒10Gbps以上→100Gbps以上へ
- 通信遅延|1ミリ秒→1ミリ秒未満へ
- 接続密度|100万台/㎢→1,000万台/㎢へ
というもののようです。
つまり、5Gの10倍の超高速通信、同時ネット接続機器も10倍になるということですね。
それに加えて冒頭の日経新聞の記事によると、電力消費の大幅な抑制、量子暗号によるセキュリティー確保、AIによるネットワーク制御といった要件含め6Gの総合戦略が作られる方針とのことです。
ね!なんででしょう。
イギリスの携帯電話会社Vodafone UK(ボーダフォン)のCTO(最高技術責任者)、スコット・ペティ氏によると、
『5Gは数年後にはネットワークに接続されている『モノ』の数を処理できなくなる』
ですって。
これってすごいことですよね。数年前にIoT、IoTってよく聞くようになったじゃないですか。
Internet of things=モノのインターネットですよね。冷蔵庫も洗濯機も洋服も自動車もあらゆるものがインターネットに繋がる世界。
5Gでその芽が出始めて、2030年の6Gで一気に花開くって感じですかね。
とするとどんなふうにどれくらい生活が変わるのでしょうか。…現時点ではうまく想像できません。
6Gでは、現状と比べて通信容量が拡大し通信も高速化。通信に必要なモジュール(構成要素)があらゆるものに溶け込むため、人々がバックグラウンドでの通信を意識することなく情報処理が行われるようになると考えられる。また、これまで一般的に利用できなかったサービスの実現も期待できるだろう。例えば、米マイクロソフトが開発中のテレポーテーションをしたかのような体験ができる”Holoportaion”(遠隔地にいる人を、3D映像として別の場所へ移動させる技術)がより現実味を帯びてくる。
≪出典:MUFG≫
『通信を意識することなく情報処理が行われているようになる』ですって。
これって、『自然』になるってことですよね。
デジタルが自然になるって面白いな。
そしてきっと、いま数秒掛かっている映画のダウンロードが一瞬になったらコンテンツに対する価値観も変わりそうですよね。
今はダウンロードに要する”数秒”が、対価を払って自らのものに所有するという実感になっているような気がします。
これがゼロ秒だと、なんか変な感じ。通信しているという感覚もないし。コンテンツ”販売”は消えて、サブスクリプションで”共有”する課金スタイルはすっかり定着するのかな。
『6G』についてはこの記事が端的でわかりやすいため、よろしければ読んでみてください。
≪出典:MUFG INNOVATION HUB≫
5G、6Gに関する技術的な知識は門外漢で紹介できませんが、この記事を通じて投資態度に関する以下のような学びはあるかもしれません。
①自分の知らないことは沢山ある=市場は出し抜けない
②10年後ってやっぱり世界がどうなってるかわからない。
③ならば自分の会社が10年後どうなってるかもわからないw
④生活必需品セクター株はしっかりホールドしたい
個人的に昔からSF小説が好きなので、テクノロジーによる社会の変化を目の当たりにすることはとてもワクワクします。
しかし、それによって自分が失業してアワアワしないように、自分の将来や生き方についてもしっかり考えて準備しておきたいですね!
上述した「デジタルが自然になる」というお話はこの本でも読んだことがあり、とても面白かったので、よろしければどうぞ。
▼デジタルネイチャー/落合陽一著
~十分に発達した計算機群は、自然と見分けがつかない
▼5Gについてはこの記事でも紹介しています

▼テクノロジー企業へETF通じ間接的に投資するなら

▼生活必需品株含む個別株投資の実績紹介

それではまた~
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