

こんにちは、けだま(@kedamafire)です。
個別株投資を行っている場合、四半期毎の決算を確認しながら投資先企業の状態をチェックすることはとても重要です。
つまり、BS(貸借対照表)、PL(損益計算書)、CF(キャッシュフロー計算書)といった決算資料に基づき、行間の入る余地がない全人類の共通言語である数字でその企業を把握するってこと。
が、個人的にそれ以上に大事だなと思っているのは、その数字の裏にあるストーリーを押さえておくということです。
分析に関する名言で、
数字なき物語も、物語なき数字もない。
by 御手洗 富士夫氏(元キャノン社長)
というものがあるように、数字だけ追っていては本質を見失うんだろうなっていう感覚があるわけです。
もっとシンプルに言うと、その数字の裏付けとなるビジネスモデルを把握するってことですよね。
まぁそれもめちゃくちゃあるんですが、単純にストーリーをイメージしておく方が面白くて頭に入りやすいし、普段のニュースからその企業が抱える課題が入ってきやすいんですよね。
例えばネットフリックス。
ここはひたすらコンテンツに投資して有料会員を増やし、サブスクリプションモデルで売上規模を拡大していますよね。
直近の決算数値では市場予想をわずかに下回った程度でしたが、株価は急落しました。
株は保有していませんが興味があって調べてみると、有料契約者数が市場予想505万人増に対し結果270万人増と大幅に伸び悩んでいました。

サブスクリプションモデルの場合、これは確かに致命的ですよね。
有料会員数の伸びや既存顧客維持率、解約率などが決算数字のもととなるためです。
なので、保有株の決算でも数字はそこそこに、その背景にあるストーリーやストーリーが読み取れる数字に注目しています。
ニュースで記事になりやすいのは、売上がどうこうっていうよりも、こういった社会現象面ですしね。
幾つかの企業のストーリーを挙げてみると、、
コカ・コーラ社は圧倒的なブランド力で安定的に売上を維持逓増している。
単純に、『購入者数×単価』が売上高だとすると、購入者数=人口の増減やターゲット年代の増減が業績に相関する重要な指標だろう。
また、世界で急速に進む健康志向に対応する商品に力を入れているかどうかに注目すべきだろう。
文章にすると当たり前のことですが、これだけ意識しておくだけで、普段目にするニュースの注目点が変わったり、決算書での注目点も変わってきます。
結局情報は自分の意識によってオートマティックに取捨選択されているためです。
コカコーラ株ホルダーのくせに全くコーラ飲みませんが、映画観るときはコーラ
バニラフレーバーなんて最近あるのね
これにする🥫 pic.twitter.com/9OnlgIRf6u
— けだま@投資ブログ運営🐈 (@kedamafire) July 27, 2019
また、残念ながら現在保有していない絶好調ビザ(V)の場合を考えてみると、、
クレジットカードではないキャッシュレス決済が広まると、ビザは用無しになるなんてありえなく、結局決済システムはビザやマスターカードといった企業が牛耳っているから安泰だ。
とはいえ、今の決済システムに依存しないあらたな決済手段が浸透したらどうなるのだろう。
例えば、フェイスブックが推し進める『リブラ』
これはインフラとしての既存決済システムに依存するのか、しないのか。
また、依存しない場合だとしても、そもそも『リブラ』をはじめとしたその新たな決済システムは世の中に浸透するだろうか。
また、浸透するとしたらそれにどのくらいの期間がかかるだろうか。(それが100年後であれば投資に影響しないため)
このように、決算書を電卓片手に分析するよりも、その裏にあるストーリーから考える方がよっぽど楽しい。
それを考えることは、つまるところ世の中の動きやそれを形成する人々の価値観の遷移や何より自分と直結するライフスタイルについて考えるということだからです。
決算書の分析については、たくさんのブロガーさんが独自に記事化しているため、情報はたくさん拾えます。
しかし、それらを見ているだけで、何だか自分も分かった気になってしまうのはとても危険。
なので、その情報をかみ砕いて、自分なりにその企業の成長ストーリーや投資する意味のテキスト化を行っておけるとよいですよね。
そうすることで、ニュースの見方や相場観、その企業での注目点を察知できる目を養うべく、日々楽しく個別株投資してます♬
それではまた~
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