
≪2019.3.23作成≫twitter➡けだま@kedamafire
FRB(米連邦準備理事会)は、3月20日、FOMC(米連邦公開市場委員会)にて、2019年の利上げを見送る方針を示しました。
背景には米国経済の成長ペースの鈍化、世界経済の減速懸念があります。
参考>>>FRB年内利上げ想定せず|ロイター
また、2017年から進められてきた“バランスシートの縮小”は、2019年9月に終了すると表明。これは市場では12月と予想されていたため、(ネガティブ)サプライズとなりました。
- “バランスシート”とは貸借対照表のこと。
- “バランスシート縮小”とはFRBの財務状態をあるべき状態に戻すことを指します。
- リーマンショックによる景気落ち込みへの刺激策として巨額の資金を市中に投入するために、国債等を大量に購入したことでFRBのバランスシートは膨張。
- 景気回復したため、また景気後退した際の金融緩和策として同様のことを行う選択肢を用意するために、”バランスシート縮小”=財務状態を通常時に戻すことが進められてきました。
★★★
- 金利の利上げ見送り
- バランスシート縮小の終了
つまり景気悪くなってきたっていう現状認識が強まったってことね
これによって、為替相場にも影響が出る可能性があるため注意が必要です。
具体的にはこれまでの『円安』局面から『円高』局面への転換。
日銀は、上場投資信託(ETF)等の買い入れによって市中にお金を供給する大規模金融緩和を行い、長期金利を0%程度に誘導しています。
それに対し米国では段階的に利上げが行われていました。
金利が低い円よりも金利が高いドルで運用した方が利益が出るため、円を売ってドルを買う、つまり円安方向の流れが強い状況でした。
しかし、米国の利上げ見送りによって、その流れが止まる可能性があります。
現に、2019年3月20日のFRB利上げ見送り方針が伝わった後は、ドル円チャートが円高方向に動いています。
▼USドル・円チャート
≪出所:trading view≫
景気減速を背景に利上げが見送られたのちは、景気を刺激するために利下げ(=金融緩和)の動きも予想されますよね。(2019.3時点では具体的な利上げのトピックは出ていません)
為替相場の上下動を利用して売却益を稼ぐFXや円高局面で業績に悪影響が出る日本株を保有している方はポジション見直しや整理を検討してみるべきでしょう。
特に当サイト管理人のけだまも利用している自動売買FXでは、かんたんに運用できるがゆえに自分が保有しているポジションに無自覚になりがち。
これまでの景気拡大で無意識に緩んだリスク管理への意識を景気後退局面に向けて整えなおす時期に差し掛かってきたようです。
関連記事>>>IMFによる今後の世界経済見通しをチェックしよう
リスク管理はまず自分の抱えるリスクを明確に把握することから
それではまた~
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