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こんにちは、けだま(@kedamafire)です。
税務署から“確定申告に関する重要なお知らせ”と称するハガキが到着しました。
確定申告のはがき来た✉️
前回損益通算のために確定申告して損失枠がまだ残ってる人で、今回は爆益だから確定申告いらないよねってなってる人は、しないと3年繰越控除が消えるから注意してねってわざわざ丁寧に表示してくれている(3枚目下)
毎年確定申告の知識レベルが1に戻るから面倒で参るw😢 pic.twitter.com/7oHmlyiDYw
— けだま@投資ブログ運営🐈 (@kedamafire) January 21, 2020
確定申告のはがき来た。
前回損益通算のために確定申告して損失枠がまだ残ってる人で、今回は爆益だから確定申告いらないよねってなってる人は、しないと3年繰越控除が消えるから注意してねってわざわざ丁寧に表示してくれている(3枚目下) 。
毎年確定申告の知識レベルが1に戻るから面倒で参るw。
≪参考:twitter@kedamafire≫
確定申告って面倒ですよね。。
特に会社員は一般的に確定申告とは無縁なので、いざやるとなるととっても億劫。
ついつい、
あしたやろう
あしたやろう
あしたやろう
あしたやろう
もうやめよう
がでちゃいます。
ところが、前回の確定申告から、とても簡単にネット申告が可能になっています。
ぼくはそれを利用したので、上記のようなハガキが到着したのだと思われます。前回取得したID(利用者識別番号)のお知らせが印刷されていたので。
この記事は、以下の内容について簡単に取りまとめていきます。
- そもそも「会社員でも確定申告って必要なの?」の整理
- ネットで確定申告するための段取り、準備
そもそも会社員でも確定申告って必要なの?

“会社員でも確定申告が必要なケース”と“必要ではないが確定申告をすると得するケース”の2種類あります。
会社員でも確定申告が必要なケース
会社員でも、給与と退職金以外の所得が20万円以上なら確定申告は必要です。
正確に言うと以下条件に一つでも当てはまる人は確定申告をしなくてはなりません。
1. 給与の年間収入金額が2,000万円を超える人
2. 1ヵ所から給与の支払いを受けている人で、給与所得及び退職所得以外の所得の金額の合計額が20万円を超える人
3. 2ヵ所以上から給与の支払いを受けている人で、主たる給与以外の給与の収入金額と給与所得及び退職所得以外の所得の金額の合計額が20万円を超える人
(注) 給与の収入金額の合計額から、雑損控除、医療費控除、寄附金控除、基礎控除以外の各所得控除の合計額を差し引いた金額が150万円以下で、給与所得及び退職所得以外の所得の金額の合計額が20万円以下の人は、申告の必要はありません。
4. 同族会社の役員などで、その同族会社から貸付金の利子や資産の賃貸料などを受け取っている人
5. 災害減免法により源泉徴収の猶予などを受けている人
6. 源泉徴収義務のない者から給与等の支払いを受けている人
7. 退職所得について正規の方法で税額を計算した場合に、その税額が源泉徴収された金額よりも多くなる人
≪参考:国税庁≫
必要ではないが確定申告をすると得するケース
一方で、こんな場合は確定申告を行うことで納めすぎた税金が還付されるなど、得がある。というか税金を取り戻すことができます。
- ふるさと納税を行ってワンストップ特例制度を活用していない
- 投資で損失を出した(証券会社をまたいだ損益通算)
- 外国株投資で配当や分配金を受け取った
- 医療費が年間10万円超かかった
- 特定の市販薬を年間1万2千円超購入した
- 会社への年末調整の申告漏れがある
▼令和元年分確定申告書の受付期間及び納期限
申告書の受付期間 | 納期限 | |
---|---|---|
所得税及び復興特別所得税 | 令和2年2月17日(月)~令和2年3月16日(月) | 令和2年3月16日(月) |
消費税及び地方消費税 | 令和2年1月~令和2年3月31日(火) | 令和2年3月31日(火) |
※参照:国税庁ホームページ
ネットでかんたんに確定申告するための段取り、準備

資産運用をやっている人や副業をしている人には、確定申告が身近な人が多いかもしれませんね。
馴染みがない会社員にとっては超絶面倒に感じるわけですが、冒頭に記したようにネット申告するととっても楽ちんです。
前回からできるようになった、≪ID・パスワード方式≫っていうやつです。
はじめに。確定申告自体の段取りについて
源泉徴収票や投資の年間取引報告書など、必要書類を用意する。
申告書を税務署へ持参、又は郵送、又は電子送信(e-Tax)
4月~5月頃に払いすぎた税金が戻ってきます!
これをネット申告で行うと、①②③各ステップでシンプルでかんたんになった確定申告を実感することができます。
特に、どこに何を書けばいいか分かりづらい紙での申告に対して、ネット入力ならではの入力補助がとてもよかったですね。
ネット申告≪ID・パスワード方式≫のための準備
ちなみに、≪ID・パスワード方式≫が利用できる前まで、ネット申告利用にはこんな条件がありました。
- マイナンバーカードを発行済
- そのICを読み取るカードリーダーの保有
≪ID・パスワード方式≫は上記2点がなくともインターネットで確定申告することができる方法です。
その利用のためには、事前準備として、最寄りの税務署に行き≪IDとパスワード≫を発行してもらわなければなりません。
- 自分の管轄の税務署ではなくどこの税務署でもOK
- 混んでなければ約10分程で手続きは完了
発行までの手順はこちら。
STEP①最寄りの税務署へ
税務署で本人確認あり。必ず対面式となり、本人確認書類の提示が求められます。
『運転免許証』『健康保険証』『マイナンバーカード』など本人確認書類を持参しましょう。
STEP②必要事項を入力
税務署の専用パソコンにて、税務署員立ち合いの元、氏名・住所等必要事項を入力します。
STEP③ID・パスワードを受け取る
ネット申告(e-Tax)用のID・パスワードを受け取ります。
▼完了した際、手渡しされる書類のイメージはこちら

以上。
これでネット申告の準備は完了です。
とっても簡単なので、ID・パスワード方式でのネット確定申告がおすすめです。
参考までに、投資関連で損益通算可能な組み合わせの一覧はこちら。

※配当所得の課税方法は選択することができます→国税庁HP
さいごに;自分が支払っている税金に敏感でいること。
例えばアメリカでは、収入のあった人全員、原則として確定申告が必要です。
給与所得者が給与から源泉徴収されることによって確定申告が不要になっている日本とは違うわけです。
確定申告しなくてよいということによって、一見手間がなくラッキー!と思いきや、自分が支払っている税金に無頓着になっている面はありますよね。
投資信託の選択においては『コストに敏感たれ!』と声高に主張しながらも、自分がいくら税金を納めているかはよくわかっていない人は多そうです。ええ、ぼくもそうです。
そもそも給与所得者の確定申告を不要にしている源泉徴収に関する歴史を紐解くと、
源泉徴収の起源は、イギリスが1799年にナポレオン戦争の戦費調達のために、貴族階級を課税対象に創設した所得税の徴収にある。
その後、広く国民大衆を相手にする源泉徴収制度を制度として機能させたのはヒトラーによるナチス・ドイツであり、第二次世界大戦後多くの先進諸国の税制に影響を与えた。
≪参考:wikipediaより≫
つまり戦費調達のために取りっぱぐれないように、源泉徴収制度が確立されきたってことですよね。
Don’t think,payment.
あ、いや、そもそも手間かからないように、はじめから税金引いた残りを給与として支払ってあげますね。という天使のような悪魔のような声。
なので、こんなふうに、
源泉徴収の目的は、効果的かつ効率的な徴税手続の実現にあるが、一方で納税者の納税実感を薄れさせ、民主主義の根幹をなす市民個々の参政意識を育むには阻害となるという欠点もある。
≪参考:wikipediaより≫
というふうに評されることもあるわけですね。
市民個々の参政意識なんて巨大な憂いは持ちあわせていませんが、常に”ボーっと生きてんじゃねえ”ようにいたいなとは個人的に思います。
あなたにはどっちの声に聞こえますかw??
会社員といえども、確定申告を通じて税金に関して注意を払うことって結構自分の生涯収支にとっても大事なことのように思います。
ちなみにこの本、すごいっすよ。。おすすめです。
▼税制優遇のあるNISAは積極的に活用しましょう

▼税金含め、出ていくお金には敏感でいること大事

▼増配&高配当銘柄への投資実績まとめ

それではまた~
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