

1,200万円超を資産運用中!のけだまです。
資産運用種類の性格が言い表されるときに、
- 〇〇〇は、プラスサム・ゲーム
- △△△は、ゼロサム・ゲーム
- ◆◆◆は、マイナスサム・ゲーム
と言い表されることがよくあります。
この『~ゲーム』という呼び名は、プレーヤーの利得の合計がどうなるかに基づいて分類した『ゲーム類型種類のバリエーション』。
具体的な資産運用種類に当てはめて、よくこう表現されます。
- 株式投資は、プラスサム・ゲーム
- 為替取引(FX)は、ゼロサム・ゲーム
投資種類の特性を把握しやすい例えのため、今日はその意味合いについて紹介します。
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マイナスサム・ゲームとは

マイナスサム・ゲームから理解するとわかりやすいです。
マイナスサム・ゲームは、ゲーム参加者の投資金額よりもリターンの合計が少ないゲームです。
そのため、平均するとプレーヤーは損をしていることになります。
運営する側が参加者からお金を集めて、運営側の取り分を懐に入れたうえで残ったお金を還元するため、還元率が100%ではないという意味でマイナスサム・ゲームに分類されるわけです。
そう。
宝くじは売上額の46.8%が当せん金に充てられるのですが、言い換えると54%は買った瞬間に運営側の手数料や広告費や税金に消え去ります。
還元率は2分の1以下です。
▼参考|宝くじ売上額の内訳

ゼロサム・ゲームとは

ゼロサム・ゲームは、ゲーム参加者の投資金額を分配するゲームのため、儲かった人と損した人の金額を合計すると”0”になります。
為替取引(FX)では、証券会社の売買手数料が投資金額から徴収されるため、厳密に言うとマイナスサム・ゲームですが、分類上はゼロサム・ゲームとして紹介されるケースが多いです。
数百万単位で損をした人の嘆きが年始のTwitterでも見受けられましたが、その裏で仕掛けた(と言われている)海外の機関投資家が、その嘆き分だけ大勝ちしているわけです。

プラスサム・ゲームとは

プラスサム・ゲームは、ゲーム参加者の投資金額よりもリターンの合計が大きいゲームのため、平均するとプレーヤー皆が得をしていることになります。
株式投資がプラスサム・ゲームとして紹介されることが多い理由は、
- 世界経済が長期的には右肩上がりの成長を続けることが予測されており、
- その成長の果実を得る企業の株を保有していれば配当や値上がりによる利益が増え続ける
そう。
とはいえ、百戦錬磨のプロがひしめく為替取引(FX)でゼロサム・ゲームを戦うよりも、市場全体が成長していく株式投資でのプラスサム・ゲームの方が資産運用としては合理的と言えます。

投資する際は上手く組み合わせて活用しよう

ちなみに、ぼくは約1,200万円超を資産運用していますが、
- 約70%を株式投資(ETF含む)
- 約20%を為替取引(FX)
為替取引(FX)は、資産の多くを投じるにはリスクが高いと考えていますが、20%程度且つ自動売買FXであればリスクに見合うリターンが得られると考え資産を振り分けています。
https://kedamafire.com/archives/13437292.html
『自動売買』の対義語は『裁量取引』ですが、これはFX初心者はやめておいたほうが無難です。
また、プラスサム・ゲームの株式投資は『米国個別株投資』が中心。
日本株へも一部投資していますが、今後も市場として成長が期待できる米国株をメインに投資しています。
https://kedamafire.com/archives/15921537.html
また、投資が初めての場合は、ロボアドでのETF購入を通じて株式市場全体に広く投資をする選択肢もありでしょう。
https://kedamafire.com/archives/13509626.html
ゼロサム・ゲームでは、強者が弱者の取り分を総取りして大勝できる可能性もあるため、強者側に回れる自信があるのであれば、為替取引(FX)の裁量取引で一発勝負もありかもしれません。
しかし、それは投資家というよりも投機家、すなわちギャンブラーへの道でしかなく、当たるも八卦当たらぬも八卦という運任せの世界に飛び込むカモとしてプロの機関投資家に捕獲される運命も受け入れる覚悟が必要です。
それではまた~

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ぼく自身は上記3社ともで口座を開設し、
メイン利用は楽天証券、
ETF積立はSBI証券、
情報収集はマネックス証券
と使い分けしています。