投資日記

【SPYD】株価が不調なのはなぜ?銘柄入れ替えルールから冴えない理由を考える。

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こんにちは、けだま(@kedamafire)です。

 

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米国株はじめてのA君
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高配当利回りで人気の【SPYD】の株価が不調なのはなぜ?投資しない方がいいのかなぁ
ネコB
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構成銘柄や銘柄入れ替えルールを知って、【SPYD】への理解を深めましょう

 

 

個別株投資の際には、その企業の業績や財務といった定量情報の他に、どんなビジネスで収益を得ているのかといった定性情報も把握しますよね?

ネコA
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その市場は伸びるのか、業界内での優位性はあるかといったことを知っておきたいもんね

 

それと同じように、ETF投資の際には、そのETFの運用実績や経費率といった定量情報の他に、どんな投資成果を提供することが目的とされたETFか、どのような構成銘柄がどのような基準で選択されているかといった定性情報の把握も大事なポイントです。

 

運用実績のような過去のデータだけでは読み取れない、そのETFが持つ特徴や性格から今後を推察するための情報が得られる場合があるためです。

 

この記事では、運用実績や配当利回りの推移などではなく、【SPYD】自体のコンセプトから値動きの特徴や性格をあらためて把握、今後の値動きについて推察していきます。

 

  1. 【SPYD】とは?目指す投資成果は?
  2. 【SPYD】の銘柄構成と銘柄入れ替えルール
  3. そこから推察できる【SPYD】値動きの動向

 

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SPDRポートフォリオS&P500高配当ETF【SPYD】とは

 

【SPYD】とは、S&P500高配当指数のトータルリターンパフォーマンスに概ね一致する投資成果の提供を目指したETFです。

ネコC
ネコC
S&P500高配当指数ってなに?

 

S&P500高配当指数とは、S&P500指数構成銘柄のうち、配当利回り上位80銘柄で構成される指数です。

参考▶SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF

 

2015年に設定された比較的若いETFですが、低経費率とユニークな銘柄構成が注目され近年注目度が高まっていた商品です。

 

しかし、高い分配金利回りによる人気化が進んだ一方、2020年以降の相場下落局面での株価不調から失望の声もちらほら聞こえてきている印象です。

 

▼SPYDとS&P500指数の2020年初来チャート

SPYD年初来チャート
ネコA
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見ての通り、S&P500指数(赤線)にガン負け

 

続いて【SPYD】の銘柄構成と銘柄入れ替えルールをみていきましょう。

 

【SPYD】の株価が不調なのはなぜなのでしょうか。

 

【SPYD】の銘柄構成と銘柄入れ替えルール

2020年5月7日時点/SPDR公式HPより
銘柄保有比率
ギリアド・サイエンシズGILD2.51%
デジタル・リアルティ―・トラストDLR2.37%
ゼネラル・ミルズGIS2.23%
クラウン・キャッスル・インターナショナルCCI2.11%
アッヴィABBV2.06%
クラフト・ハインツKHC1.94%
ドミニオン・エナジーD1.90%
ファイザーPFE1.90%
ベライゾンVZ1.88%
ケロッグ・カンパニーK1.85%

 

上記は2020年5月7日時点の構成銘柄上位10社です。

ネコC
ネコC
知っている銘柄が割とあるなあ
けだま
けだま
うん、例えば1番目のGILDはコロナウィルスの治療薬『レムデシベル』で注目を浴びている米医薬大手だよね

 

上記に掲載したS&P500指数との年初来チャートでは20%も株価が劣後していますが、銘柄だけ見ているとそこまで開きがあるようには思えません。

 

ただ、セクター別に見てみるとこのようになります。

▼【SPYD】セクター別構成比(2020年5月7日時点)

2020年5月7日時点/SPDR公式HPより
業種保有比率
不動産18.54%
金融13.60%
エネルギー12.37%
生活必需品11.43%
公益11.01%
ヘルスケア8.31%
素材7.13%
一般消費財・サービス6.43%
コミュニケーション6.16%
情報技術5.02%

 

▼S&P500セクター別年初来騰落率(2020年4月29日時点)

※出典:SBI証券
業種騰落率
エネルギー▲35.09%
金融▲23.98%
資本財▲19.48%
素材▲12.79%
不動産▲11.78%
公益▲9.31%
S&P500▲9.02%
生活必需品▲6.58%
コミュニケーション▲6.07%
一般消費財▲3.47%
ヘルスケア▲1.77%

 

時価総額加重平均で構成されるS&P500指数と異なり、【SPYD】のベンチマークであるS&P500高配当指数は、S&P500構成銘柄の配当利回り上位80銘柄がリバランス時に均等ウェイトとなるよう調整されています。

 

上位10銘柄では把握できませんが、ETF全体の構成セクターは不動産、金融、エネルギーで44%を占めており、S&P500のセクター別年初来騰落率と照らし合わせると、その弱さは一目瞭然。

 

株価不調の要因の一つはここにありますね。

 

しかし、上位銘柄の年初来株価を眺めてみると、軒並みS&P500指数を上回っており、今後の株価上昇にそこまでネガティブにならなくてもいいようにも感じます。

 

▼【SPYD】構成上位10銘柄騰落率(緑=S&P500)

出典:trading view
ネコC
ネコC
特にGILDなんて20%超も上昇してるし!

 

でもそうも楽観できない理由が、【SPYD】の銘柄選定と入れ替えのルールにありそうです。

 

【SPYD】の銘柄選定と入れ替えルール

 

【SPYD】が連動するS&P 500高配当指数は、S&P500指数の中で配当利回りの高い上位80社のパフォーマンスを配当利回りに基づいて測定するように設計されています。

 

配当利回りの決定方法は以下です。

  1. 積算元の配当金は、直近で支払われた配当金(特別配当金を除く)に年間の支払い頻度を乗じて算出
  2. その配当金をリバランス日の株価で割って算出

 

リバランスは年2回、1月と7月に行われ、各銘柄の構成比率が均等ウェイトとなるように調整されています。

 

淡々と年2回のリバランス時にS&P500構成銘柄の配当利回りの高い銘柄が選ばれるということで、有名なダウの犬投資法ならぬ『S&P500の犬投資法』とも言えるETFということですね。

 

で、そもそも配当利回りが高い状態とはどういう状態かと言うと、

ネコC
ネコC
配当利回り=配当金÷株価

なので、①配当金が増えた、あるいは、②株価が下落した、のどちらかということになります。

 

それを踏まえて上記の上位10銘柄をあらためて眺めると、80銘柄均等ウェイトの場合、1銘柄≒1.25%(100%÷80銘柄)にも関わらず1.8%~2.5%と偏りが発生しており、株価がリバランス時よりも上昇していることが推測できます。

ネコC
ネコC
直近のリバランス=1月だね

 

株価が上昇すると配当利回りは低下します。

 

【SPYD】を構成する銘柄の株価が上昇することは【SPYD】の株価を押し上げることを意味するわけですが、それと同時に、配当利回りの低下によって次回リバランス時に構成銘柄から外れる可能性が高まることも意味するわけです。

 

SPYDの構成銘柄や銘柄入れ替えについては、以下マネックス証券の紹介ページで端的にまとめられています。

【SPYD】低コストで高配当ETF投資

ネコB
ネコB
“高配当利回り上位80銘柄にほぼ均等に投資するETF”と紹介されており、それが株価の下落によってもたらされたものか否かは問わず、高配当利回り80銘柄が機械的に採用されることが読み取れます

 

今後の【SPYD】の株価はどうなるだろう

 

では、今後、【SPYD】の株価は復調するのでしょうか。

 

ネコB
ネコB
これまでの内容をまとめながら文章化するとこんな感じですかね

 

SPYDはS&P500銘柄のうち高配当の80銘柄にて構成される、いわば『S&P500の負け犬』達。

 

毎年1月と7月に配当利回りに基づいて銘柄の入れ替えがなされる。

 

つまり、構成銘柄のうち、株価が上昇した銘柄は配当利回りが下落して構成銘柄から外れ、株価が下落したあらたな負け犬銘柄が加わってくる可能性も考えられる。

 

ということは、相場全体が下落している局面では【SPYD】の株価上昇はあまり期待できない

 

なぜなら、株価が上昇した一部の銘柄は入れ替えで外れ、弱い銘柄ばかり集まってしまう可能性があるから。

 

そのため、【SPYD】の株価上昇が期待しやすいのは、相場全体が上昇している局面である。ただし、当然ながら、相場上昇局面では配当利回りも下落する。

 

けれども、インカムゲインについては、相場下落局面・上昇局面に関わらず、S&P500構成銘柄のうち、いつでもベターな高配当戦略投資が実現できるという部分が【SPYD】の魅力であり特徴と言える。

ネコC
ネコC
【SPYD】には、特に相場下落局面であれば、株価上昇によるキャピタルゲインは期待しすぎない方がよいってことだね

 

 

ということで、【SPYD】の株価は今後景気の持ち直しによって、S&P500指数全体が右肩上がりになる場合、合わせて持ち直すだろうと推察できる。

 

ただし、S&P500指数が右肩上がりだとしても、好調銘柄と不調銘柄のバラつきが極端に大きい場合、【SPYD】だけ置いてけぼりになる可能性もやはりあるでしょう。

 

ネコB
ネコB
よって、そもそもキャピタルゲインが欲しいなら【SPYD】は避けた方がいいETFですね
けだま
けだま
配当に特化したコンセプトや銘柄構成が特徴的でもあるので、ポートフォリオにトッピングとして加えるにはとてもよいETFだと思います

 

参考▶ダウの犬投資法に関するリターンについて

天使の声
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配当利回りに注目した投資法のトータルリターンについては上記外部サイト記事も参考にどうぞ

 

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