

令和元年5月1日を迎えました。
当初は元号が変わること自体に深い感慨を感じていませんでしたが、TVやネットを通じて平成の出来事を振り返ると、いろいろと考えることがありました。
驚くべきことに、世界を変えたスマホ=iPhoneの登場は、たった10年程前のことなんですよね。
windows95の発売も印象的でしたが、人間の想像を超える新しいテクノロジーの登場は、ぼく達のお金の流れを変え、時間の使い方を変え、すなわち生活を変え、価値観を変えました。
令和を迎えて考えたことについては、雑記カテゴリーであらためて書いてみたいと思います。
さて、今日の1分脳内記事テーマはこちら。
【どこに投資すべきか】令和元年初日に過去30年の振り返りから考える
このブログでは、米国個別株保有率の高いけだまが、【何に投資すべきか(しているか)】を書くことが多いです。

しかし、今日は令和元年初日ということで、視点を広げて【どこに投資すべきか】について過去30年間の株価指数チャートを眺めながらかんたんにまとめます。
早速株価チャートを振り返ってみましょう。
日経平均株価指数チャート
ビジネスにおけるイノベーティブな出来事はいつも海外から訪れて、製造業中心の産業構造から脱却しきれないジレンマがありました。
この平成30年間は、「所得をあげて幸せになるモード」から、「あがらない所得を受け入れて生活を適応し、幸せの価値観を変えるモード」に徐々に変容してきた(せざるをえなかった)30年間だったと感じます。
昨今の”生産性を追求しない”『働き方改革』の進行によって、そのモードはさらに進行するでしょう。
もちろんそうとも言えますが、投資家としてはどうでしょうか。
未来の価値に資金を投じる株式投資において、魅力的な投資先と言えるかといえば、、、疑問ですよね。
続いて、米国株価の推移をみていきます。
米国ダウ平均株価指数チャート
これはなぜでしょうか。
それはこのランキングを見れば明らかです。
日本企業は軒並み姿を消し、米国企業、それもアマゾン、アルファベット(グーグル)といった、テクノロジー企業が上位を占めています。
米国企業は、産業構造の転換に成功しました。
ちなみに、GAFAの時価総額はこちら。
時価総額約82兆円
- 世界の検索市場の92.3%(2018年12月時点)
Apple
時価総額約79兆円
- 世界のスマホ市場利益シェア79%(2016年データ)
時価総額約46兆円
- 世界のSNS市場シェア66.3%(2018年12月時点)
Amazon
時価総額約89兆円
- 米国の電子商取引市場シェア49.1%(2018年予測値)
また、右肩上がりが予想される米国の人口推移についても日本とは対照的です。
先進国で人口推移の予測が右肩上がりなのはアメリカぐらいです。
そのため、日本に比べると、米国内の内需型企業にも成長期待は持てますね。
これだけのデータをみても、【どこに投資すべきか】は明らかな気がします。
ちなみに、その他地域の株価チャートも参考に掲載しておきます。
▼欧州・ユーロストックス50指数チャート
▼上海総合指数チャート
日本と比べると株価チャートは右肩上がりとはいえ、人口動態や現時点の企業価値総計をみると、やはり米国企業の強さが際立ちます。
ということでまとめ。
過去30年の株価指数チャートを振り返ると、右肩上がりの米国の株価指数チャートには理由がある。
技術革新による価値向上でグローバル市場での勝ちを重ね、人口増加による内需市場の拡大もポジティブな要素。
一方で、過去30年間株価が伸び悩む日本の株価指数チャートにも理由がある。
その他地域と比べても相対的に米国市場への投資が最も合理的。

それではまた~
ブログ更新情報はtwitterで。
twitter@kedamafire
けだま

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ぼく自身は上記3社ともで口座を開設し、
メイン利用は楽天証券、
ETF積立はSBI証券、
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と使い分けしています。