
≪2019.1.9作成≫twitter➡けだま@kedamafire
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頭の中の考えがその人の人生をつくる‐‐‐‐‐‐。
二人の人物の生き方、考え方を通じて、自分はどう生きたいかを見つめ直し、そのためにどうあるべきか『お金』を知ることで実践的に学ぶことができる良著。
『金持ち父さん 貧乏父さん』
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※右は単行本版。値段が安いです
2000年に初版刊行されてから世界中で読まれ続けるベスト&ロングセラー。
資産運用に興味がある人はもちろん、そうではない人も読むべき、変化の時代の不変的なサバイバルツールです。
お正月にあらためて読み直したのですが、その主張(という押しつけがましさは全くないですが)は、2000年当時よりもまさに今の価値観にフィットするように感じました。
しかし、本のボリュームは約300ページ。まとまった時間がないとなかなか読み進められませんよね(^-^;
そこで、けだまが「いいな」「誰しも役立つ」と感じた箇所を複数回に分けて紹介していこうと思います。
本全体を要約もしくは解説するのではなく、その中間くらいの粒度で切り取って紹介します。
それでは、お金の名著をななめ読み♪♪
はじめに
Amazonの商品説明欄を引用しながら、この本がどんな本なのか紹介します。
◆変化の時代を乗り切る手段として
一流大学を卒業すれば一流企業に就職できて、一生安泰。それが「良い人生」。
そんな時代は過ぎ去った。
「年功序列」「終身雇用」が崩れ去り、正社員として一生懸命働いても、生活に困る暮らしを強いられる人が増えている。つまり、会社に属してただ働くだけでは生きていけない、そんな時代に突入しているのです。
格差を社会や組織のせいにするのではなく、ファイナンシャル・リテラシーを身につけることで時代を乗り切ることが求められています。
激動の時代だからこそ、金持ち父さんの教え=お金のために働くのではなく、お金に働いてもらうことで人生を幸福に過ごすための哲学が必要。
それを知っていることで、人生の選択肢が大いに広がるはずです。
◆学校では教えてくれない
本書の読者の半分が20代のようです。読むには遅いことはありませんが、早ければ早いほどよいです。
「しんどい働き方から抜け出し、自由な人生を送るためのヒントをこの本から学びました」という感想が象徴するように、本書はまさに『自らの力で生きていくためのバイブル』です。
そしてそれは、学校や周囲の大人は教えてくれませんでした。
いや、学校や周囲の大人も教えることができないのです。単に知らないからです。
それは本書での「金持ち父さんの教え」と「貧乏父さんの教え」の違いが象徴的に表しています。
正反対のことをいう「金持ち父さん」「貧乏父さん」
本書には語り手の二人の”父親”が登場します。一人は実父でもう一人は師匠となる友人の父親です。
この本が出た当初、「金持ち」「貧乏」という表現に少し嫌悪感を感じ手に取らなかったのですが、蔑視のようにそれが使われる表現箇所は全くありません。
むしろ本の中では、「金持ち」「貧乏」という表現は、『状態』というよりも『考え方の違い』を分かりやすく示すために強調して使われています。
本書では冒頭で両者が同じ物事に対して発言した内容を比較することで、考え方の違いを読者に提示しているのですが、その一部を一緒にみていきましょう。
◆該当の目次箇所
—————
金持ち父さん、貧乏父さん
ロバート・キヨサキが語ったこと
—————
❖正反対のことを言う「金持ち父さん」と「貧乏父さん」
金持ち父さん「どうやったらそれを買うためのお金を作り出せるか」
つまり、前者は思考がそこでストップしてしまう。後者の問いはその後自分の頭で考えることを余儀なくされる。
金持ち父さん「税金は生産する者を罰し、生産しない者に褒美をやるためのものだ」
金持ち父さん「一生懸命勉強しろ、そうすればいい会社を買うことができるから」
金持ち父さん「持ち家は負債だ。持ち家が自分にとって最大の投資だという人は大いに問題がある」
金持ち父さん「経済的に100%『自分に依存する』ことが大事だと考えていた」
金持ち父さん「どんどん投資を増やした」
金持ち父さん「自分で仕事を生み出すためのビジネス・プラン、投資プランの書き方を教えてくれた」
耳に馴染みのある言葉って、貧乏父さんの方じゃありませんか??
ちなみにこの章は冒頭。
具体的なお金の話に入る前に、まず筆者が強調したいことはこれです。
「頭の中の考えがその人の人生を作る」ということ。
つまり、貧乏な父親が貧乏なのは、稼ぐお金の量が少ないからではなく(実際のところかなりの収入があった)、考え方や行動の仕方に原因がある。ということです。
そして本書では、金持ち父さんの考え方と行動が分かりやすく説明されており、読み進むにつれて今後自分がどちらの考え方を土台にして生きていくのか決意がかたまっていきます。
それがどちらかは言うまでもありません(^^♪
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経済的に100%「自分に依存する」ということ
ここまでの冒頭部分でとても共感したのは、上記でも登場した金持ち父さんの言葉、『経済的に100%「自分に依存する」』ということです。
この価値観は、現在ミレニアル世代に支持されているFIREムーヴメントにも繋がる部分があるのではないでしょうか。
▼ミレニアル世代に支持されるこれからの新しい生き方「FIRE」とは
具体的に『経済的に100%「自分に依存する」』には、
給与収入を得ずとも、資産から、毎月の支出を超えるキャッシュフローが築けている状態
と定義することができます。
本書では、それを築くための基本的な考え方が説かれているのです。
★★★
「金持ち父さん 貧乏父さん」の冒頭はこのように締めくくられます。
お金はふところから出たり入ったりするが、お金がどのように働くか、その仕組みをマスターすれば、お金に働かせて富を築くことができる。
前向きな考え方、生き方というのは人生哲学としては素晴らしいが、それだけでは上手くいかない。それは、多くの人が学校に行って教育を受けているにも関わらず、お金がどのように働くかについてはまったく習わないからだ。
そういう人は一生、お金のために働くことになる。
本書で、お金のために働かず、お金に自分のために働かせるための金持ち父さんの6つの教えを学ぶことができます。
- 金持ちはお金のためには働かない
- お金の流れの読み方を学ぶ
- 自分のビジネスを持つ
- 会社を作って節税する
- 金持ちはお金を作り出す
- お金のためではなく学ぶために働く
今日はここまでです。
各内容はまた次回ご紹介します(^^♪
▼vol.2|『お金』の名著をななめ読み
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それではまた~
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