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こんにちは、けだま(@kedamafire)です。
主にこの記事は、米国株をこれからはじめたいと考えている方に向けて書いています。
また、そういえば米国株の買付手数料ってどのくらい取られているんだっけ?と思った方もぜひ読んでみてください。慣れてくると割とその辺アバウトになったりしますよね。
さて、
2019年の大手ネット証券による手数料競争で最低手数料が撤廃され、米国株は大分買いやすくなりました。
手数料がいくらか?なんてのは、証券会社の料金表を眺めればすぐわかるわけですが、取引をしたことがない人にとっては、実際にかかった手数料を見る方が直接的にイメージしやすいのではないかなと思います。自分がそうでした。
ということで、12月に自ら実際に買った履歴をもとに、米国株を買い付けすると手数料は実際どのくらいかかるか、を紹介したいと思います。
手数料の値下げで買いやすくなったがゆえに、手数料に無頓着になっている人もいるんじゃないかなと思いますので(ぼく自身のように)、実際にかかった手数料をあらためて眺めることで、支払っているコストについて意識すると有意かもしれません。
塵も積もれば山となりますね。
自分でコントロールできるコストはしっかり意識したうえで投資したいところです。
“最低手数料無料化”によって、ちょこちょこ買うことの手数料デメリットはなくなった。

2019年、マネックス証券に端を発し、米国株買付手数料戦争が勃発しました。
値下げ合戦の結果、最終的に3社横並びで以下のような手数料体系に落ち着きました。
※為替手数料は除く
米国株取引手数料 | 楽天証券 | SBI証券 | マネックス証券 |
---|---|---|---|
取引手数料 | 約定代金の0.45%(税抜) | ||
最低手数料 | 0米ドル(無料) | ||
最大手数料 | 20米ドル |
例えば楽天証券の場合、それまでの最低手数料が5ドル(税抜)でしたから、利用する側としては何だか気持ちが大きくなってしまいますね。ファミマでファミチキ買うぐらい気楽に買付しそうです。
本当はスタバでフラペチーノ買うぐらいといいたいところですが、それは嘘になります。
ところが、あんまり無頓着に買い付けると、感情に流された合理的とはいえない投資スタイルが体に染み込みそうで気を付けたいところです。
このあと示す実際の買付履歴はまさに感情のままに毎日買付してみましたよ。
ちなみにぼく自身は、月2回、2銘柄までの買付をルールにしています。
自分のタイミングで買いたい(買うのがある種趣味)ので、1ヵ月のなかで買う時期は決めていません。
身銭切った投資なので、厳密にルール設定する必要はないかもしれませんが、定期的に買う方が資産を積み上げるうえでは合理的ではあるでしょうね。
ちなみに、つみたてNISAやインデックス投信は月初にクレジットカードでの自動払い設定をしています。
自動積立にすると運用状況もあまり気にならなくなる(気に留めなくなる)ため、あまり投資について考えたくない人にとってはベターだと思います。

あえて個別株投資を行っている人は、個別株投資が好きな人ですよね。ちょこちょこ買いたくなる気持ちはとてもよくわかります。
さて、では12月にある銘柄を感情のままに買い付けて、実際に支払ったコストを集計してみましたので、ご覧ください。
米国株を買い付けしたときに、実際に掛かる手数料

7日間にかけてちょこちょこ買付してみました。買付した銘柄はシスコ・システムズ【CSCO】です。

合計60株。2,647㌦(約29万円)分買付してみた結果です。
消費税もかかっているって知ってましたか?
約定代金の0.45%(税抜)が手数料で、消費税もしっかり取られています。
元々は最低手数料が5㌦でしたので、上記の場合、最低でも5㌦×7回=35㌦の手数料が発生していたところ、11.87㌦で済んでいるようなかたちですね。
とはいえ消費税込みで13㌦の手数料が取られていることはしっかり認識しておくべきですね。
現在の手数料体系では1回あたりの手数料上限が20米ドル(税込22米ドル)と決まっています。
よって楽天証券を例にすると、1回あたりの約定代金として約4444.45米ドル以上投入できるようであれば、以降は手数料が割安になる計算です。
一部の米国ETFも買付手数料が無料化されています

お試しで少しづつ投資をはじめる時に、買付手数料が気になるなぁという方は、米国ETFの買付けをしてみるといいかもしれません。
ETFとはそれ自体が複数銘柄の集合体になったパッケージ商品です。保有することに費用はかかりますが、それを上回るリスクが”個別株よりも相対的に”低いといえます。一般的に。

例えば楽天証券の場合、こんなETFが買付手数料無料のラインナップです。
保有にかかるコスト(経費率)が安く、VOO、VTI、VTといった投資家に人気の高いタイトルが揃っているため、はじめの一歩にはいいかもしれません。
ぼくはつみたてNISAで、通称楽天VTIと呼ばれる投資信託を利用していますよ。
▼詳細は以下で紹介しています

さいごに;

上述したように、最近は大手ネット証券の手数料競争によって、より米国株投資が身近になっています。
まぁこのくらいのコストは気にしなくていっか。と自分自身もなりがちですが、10年、20年といった長いスパンで考えると、無視できるものではありません。
リターンは未来が決めることであるがゆえに不確実性が伴いますが、コストは未来に発生するものであってもコントロールできる場合が多いです。
それはつまり、自分をコントロールするということですよね。
そういうマインドが、ささいなコスト以上に投資成績に影響するはずだと考えています。
▼個別株以上にわかりにくい、投資信託・ETFに関するコストはこちら

▼人気ETF・投資信託の組み入れ銘柄について


▼ぼく自身の投資成績推移や配当金一覧


それではまた~
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ぼく自身は上記3社ともで口座を開設し、
メイン利用は楽天証券、
ETF積立はSBI証券、
情報収集はマネックス証券
と使い分けしています。